40代のフリーター女性は収入も結婚も諦めるしかないのか?

「アルバイトをしながら生活をしてきて、気づけばもう40代。将来のための貯蓄も少ないし、私はこのまま一生1人で暮らすことになるのかな。」

 

ある友達は結婚をして家族を持ち、またある友達はキャリアウーマンとしてバリバリ働いている。

大谷
そんなことを見たり聞いたりするうちに、「自分はこのままでいいのか?」なんて、ふと考えてしまうことってありますよね?

 

そして、あと20年もすれば皆さんは60代。世の中の多くの60代は、退職をして第二の人生を歩もうとします。

しかし、残念なことに皆さんの場合、お金に余裕もない上、一緒に第二の人生を楽しんでくれるような相手もいませんから、今と変わらず、60代も70代もずっとこのままアルバイトをしながら生きていくことになります。

 

もし、そんな人生を少しでも変えたいという気持ちがあるのでしたら、そう考えている今がそのチャンスです。

この記事では、40代でフリーターをしている女性に向けて、収入と結婚をどう解決していくべきか、その具体的な方法についてまとめていきます。

 

ボーッとしていると、いつの間にか50代になり、取り返しのつかないことになるかもしれません。

この記事をきっかけに、少しでも皆さんの人生が良いものになるようにしてください。

 

40代フリーターの女性の収入と結婚率について

まず、今皆さんが置かれている状況を、世間の40代女性と比べてどうか考えてみましょう。

今回のテーマは収入と結婚ですので、その2点について深掘りしていきます。

 

40代女性の正社員とフリーターの収入差

皆さんはフリーターです。アルバイトの場合、正社員として働く方と比べると収入が低い傾向にあります。

 

では、実際、どれくらいの差があるのか、皆さんの毎月の収入を比べてみましょう。

以下は、厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」から、女性正社員の年齢別の平均賃金をグラフ化したものです。

 

赤枠で囲んでいる箇所が、女性正社員の40〜49歳の毎月の平均賃金です。皆さんの今の収入と比べていかがですか?

おそらくですが、2倍近い収入の差があるのではないでしょうか。

 

皆さんがフルタイムで働いているのであれば、同じ時間働いているのに、正社員とフリーターではこれだけの違いがあるわけです。

 

フリーターにはない正社員の収入

先ほど紹介したグラフは、女性正社員の毎月の賃金です。

しかし、アルバイトとは違って、正社員にはまだ他にも収入があります。それは、ボーナスと退職金です。

 

では、どれくらいの収入があるのか、厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」から、女性の年間の年齢別平均ボーナス(賞与)をグラフ化しましたのでご覧ください。

 

40代の女性正社員は、年間で平均75万円以上もボーナスをもらっています。

月の収入に加えて、プラスでこれだけの年間賞与があるんですから、フリーターの皆さんとでは圧倒的な収入の差が出るのも当然です。

 

そして、正社員はこれに加えて会社を辞める際に退職金ももらえます。

大谷
退職金は、退職時に一気にもらう方法や、年金のように毎月決まった額をいただくこともあるので一概には説明できませんが、勤続年数が20年もあれば、総額で500〜700万円ほどは見込めるようです。

 

ボーナスの退職金。40代ともなれば、フリーターと正社員では相当な収入の差があるということがはっきりしましたね。

 

40代女性の未婚率

続いては、40代女性の結婚率を見ていきます。

すでに想像はしていると思いますが、40代女性の結婚はかなりハードルが高く、結婚できた割合はかなり低めです。

 

はっきりとした結婚率を示すデータはないので、年代別の未婚率の割合を元に、どれくらいの方が結婚することができたのか探ってみましょう。

総務省が行った平成27年度国勢調査から、女性の未婚率の割合をグラフ化しました。

 

35〜39歳の23.3%から40〜44歳では19.1%、45〜49歳で15.3%まで下がっています。

この結果から、40代で結婚できた確率を求めると、(23.3%ー15.3%)÷23.3%≒22.6%となりますから、40代女性の5人に1人は結婚できたと考えられます。

 

ただし、これは40代女性全体の割合です。

今の時代、サラリーマンの平均週が減ってきているために、男性は自立した女性を求める方が多くなってきました。そのため、フリーターの皆さんだと、22.6%よりももっと可能性は低くなることが予想できるのです。

 

以上が、40代女性が置かれている状況です。

ここまでを踏まえた上で、これから皆さんが収入を結婚を手にするためにはどうすべきか、その解決策をお話ししていきましょう。

 

40代フリーター女性が今後取るべき行動とは

40代の女性フリーターである皆さんは、正社員と比べて収入も少なく、結婚できる可能性も低いことがわかりました。

もし皆さんが、今の状況でも十分満足であれば、これからもそのままの生活を続けていけばOKです。

 

大谷

しかし、そうゆうわけにはいかない!なんとかしたい!と考えているからこそ、今この記事を読んでいるのではないでしょうか?

ということでここからは、どうやって今の現状を打破すべきか、というテーマでお話ししていきます。

 

まず、結婚と収入、どちらが先に解決できるか?というと、それは間違いなく収入です。皆さんが本気であれば、1ヶ月もあれば解決できるでしょう。

でも、結婚すれば相手が働いているわけだし、フリーターだったとしてもいいんじゃない?

 

しかし、結婚はまず相手を見つけ何度かデートを重ね、何年もお付き合いをした上で、晴れて結婚となるのが普通です。

とにかく、結婚というゴールは時間が必要なのです。ということで、結婚よりは、まずは収入の問題を解決するのが第一ステップと言えます。

 

では、どうやって収入をアップするのか。それはもちろん、アルバイトを辞めて正社員になることです。

大谷
しかも、正社員になることは、実は結婚の可能性も高めてくれるかなり有効な方法にもなるんですよ。
  • 収入が安定し自立した女性のイメージを得られる
  • 新しい環境で新しい出会いがある
  • 成功体験が次の行動を誘発する

 

すでにお話しした通り、今の男性は収入が少ないため、女性にも働いてほしいと考えている方は少なくありません。

そこで、まずは正社員として働くことで、不安定なフリーターのイメージから脱却し、自立した女性になることで結婚できる可能性が高くなります。

 

そして、就職するということは、まったく新しい職場で新たな男性との出会いもあります。そこで結婚相手が見つかる可能性もあるわけですよね?

 

さらに、皆さんが40代にしてアルバイトから正社員になれた!という経験は、自分に自信が持てるようになる体験になります。

その体験で得た自信は、さらなるチャレンジ(婚活相談所に行くなど…)をしようという気持ちにしてくれますので、より結婚の可能性を高めることができるのです。

 

ですので、結婚と収入であれば、まずは時間のかかる結婚よりも、サクッと正社員になって収入面を安定させること。

それが、今の皆さんが取るべき行動なのです。

 

40代フリーター女性が正社員になるための方法

とはいえ、40代でフリーターである皆さんが、どうやって正社員になればいいのか?と思っている方も多いでしょう。

大谷

そこでここからは、具体的な就活方法についてお話をしていきます。

 

考えられる方法は以下の3つです。

  • アルバイトから正社員
  • 派遣社員から正社員
  • 就職活動から正社員

 

ただ、皆さんはもう40代です。そんなに悠長に時間をかけられるわけではありません。

ですので、アルバイトや派遣から始めて正社員というルートは、時間があまりにもかかりすぎるため、辞めておくべきでしょう。

 

アルバイトや派遣から正社員を目指す上での問題点は、以下の記事にもまとめていますのでご覧ください。

 

つまり、皆さんは就職活動をして正社員になるのが、もっとも有効な手段なのです。

 

しかし、すでに40代でフリーターの女性が就活で正社員になれるか心配だと思います。そこで、皆さんに是非使って欲しい就職エージェントを2つご紹介します。

 

就活エクスプレス

引用:【就活エクスプレス】

 

就職先が東京都限定ではありますが、30〜54歳までの正社員未経験の方をサポートしているエージェントです。

利用料は一切かかりません。無料でありながら、マンツーマンで就活に関わるすべての活動を手助けしてくれますのでおすすめです。

 

詳細は以下のボタンでチェックできますのでご覧ください。

 

ハタラクティブ

引用:ハタラクティブ

ハタラクティブは利用者の多くは20代ですが、年齢制限はしていないので皆さんでも利用できます。

就職成功率は80.4%もあり、フリーターの方を専門にサポートしており、これまでに60,000人以上を支援した実績を持ち合わせています。

 

また、LINEビデオでも面談をできるようになっていますので、自宅からでも相談することが可能。就職先のエリアもかなり広いので、詳細を以下のボタンで確認しておきましょう。

 

以上です。

 

40代はすでに、人生の折り返し地点に入っている年齢と言えます。

収入にしても結婚にしても、今が最後のチャンスです。後回しにしていると、あっという間に時間は経ちますから、今のうちに解決しておきましょうね。

 

おわり