「自分の経歴だといきなり正社員は難しそう。派遣から正社員を目指そうと思うけど、どれくらいの確率で就職できるんだろう。」
派遣社員として働く間に、派遣先から引き抜きをされて、そのまま正社員として雇われるケースはよくある話です。
ですので、派遣からスタートしていずれは正社員に、と考える方もいるのですが、そこで気になるのは、その確率はどれくらいあるのか?という点ですよね?
ということで今回の記事では、派遣社員から正社員になれる確率はどれくらいあるのか、実際に派遣社員に行ったアンケート結果を元にご紹介していきます。
派遣社員から始めるかどうか、悩んでいる方は必ずお読みください。
派遣から正社員の確率は6人に1人?なれない可能性が圧倒的に高い
派遣社員は、正社員になるよりはハードルが低いため、まずは派遣から始めて正社員になろう、と考える方は非常に多いです。
確かに、派遣から正社員として就職する方はいます。ですので、その方法では正社員になれない、と断言するつもりはありません。
ですが、もし正社員になることが目的で派遣を始めるのであれば、それはやめておくべきだ、とはっきり言えます。
と言うのも、派遣から正社員として派遣先に雇われる確率は、約17.1%しかないからです。
- 派遣から直接雇用(引き抜き)された割合:45.0%
- 転換後に正社員雇用された割合:38.1%
参考:独立行政法人 労働政策研究研究機構『人材派遣会社におけるキャリア管理に関する調査』
派遣先の会社で、直接の雇用をされた、いわゆる引き抜きをされた方は45%です。
そのうち、正社員として雇われたのは38.1%。ということは、【45.0%×38.1%≒17.1%】となるわけです。
つまり、約6人に1人ほどしか派遣から正社員にはなれないのです。
こんなに確率が低いのに、派遣から正社員を目指すなんて、正直、賭けも良いところですよね?
3年ルールで正社員になれる確率は一番低い
ここで、少し法律の話をします。
派遣法(正式名:労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)には、派遣先事業所の同一の組織単位(課やグループなど)で、3年を超えて派遣就業することはできない、と記されています。
いわゆる3年ルールと呼ばれるものです。
簡単にいうと、派遣先で働けるのは3年までと決まっていて、それ以上働いてほしいのであれば、派遣ではなく直接雇用をしなさい、ということです。
これは、派遣で3年間かんばっていれば正社員になれる可能性がある、とも考えられますよね?
しかし、3年ルールで派遣から正社員になれる確率は、なんと5.5%しかないんです。
- 3年経過後に直接雇用された割合:27.3%
- 転換後に正社員雇用された割合:20.3%
参考:独立行政法人 労働政策研究研究機構『人材派遣会社におけるキャリア管理に関する調査』
5.5%はおよそ18人に1人です。それくらいしか3年後には正社員にはなれません。
結論、派遣から正社員を目指すのは、長い期間を欠けたギャンブルのようなもの、と言えます。
なれない可能性が高い以上、他の方法にした方が絶対に良いです。
派遣から正社員になれる確率を17%から80%以上に上げる驚異的な方法とは
派遣から正社員になれる確率は、引き抜きで17.1%、3年ルールで5.5%と賭けに近い方法です。
ですが、少ないとは言え、正社員になれた方もいるわけですから、絶対にやめろ!と強要するつもりはまったくありません。
その方法とは、就職エージェントのキャリアスタートで、こちらを使えば就職率は80%以上もあるので、5人中4人は正社員になることができます。
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しかも、就職まで1ヶ月もあれば決まります。さらに言えば、1週間足らずで内定をもらう方も多いので、派遣と違って3年も待つ必要はありません。
詳細は、以下のリンクからチェックできますので、正社員になりたい方は確認しておきましょう。
以上です。
派遣は正社員より楽に始められますが、そこから就職となると、かなり厳しいのが現実です。
派遣として働くことより正社員になることが目的であれば、派遣から始めるよりキャリアスタートを使った方が明らかに近道ですので考えてみてください。
おわり