「公務員は安定してるって言うし、やりたいこともないから目指してみようかな。」
公務員になれたら、仕事がなくなることはないし、定年まで働くことができますのでとても安心ですよね。
この記事では、フリーターから公務員を目指そうか考えている方に向けて、なるための方法と、目指す前に知っていて欲しい公務員の実態についてまとめていきます。
ではまずは、公務員になるための方法からいきましょう〜。
フリーターから公務員になるには”勉強あるのみ”です
答えは簡単です。公務員になるためには、ただただ勉強すればOK。
公務員試験にクリアすれば良いわけですから、これほど分かりやすいものはありませんね。
ただ、人によっては、学歴は関係するのか?が気になるのではないかと思います。
公務員は公平性が求められる職業です。なので大卒でも高卒でも、既卒でも中退でも、もちろん職歴なしでもまったく問題はありません。
公務員試験の難易度は高い
公務員は、試験で一定のラインの点数を取れたらなれるものではないです。定員数は決まっているので、応募する人数が多ければ、それだけ難易度も上がっていきます。
その倍率ですが、5倍、6倍は当たり前で、中には20倍以上するところもあります。
なので、いつまでも公務員になれない可能性はありますから、予備校などに通ってしっかりと対策した方が無難です。
公務員試験の勉強はオンラインで
ただ、予備校は結構お金もかかりますし(20〜30万円は普通)、わざわざ教室まで行かないといけないので面倒ですよね。
そこで、公務員試験の対策には、オンライン講座をおすすめしています。
特にスタディングは、価格もかなり安く、完全オンラインで受講できるので、スキマ時間を使ってスマホで勉強できて良いですよ。無料で講座をお試しできるので、試してみてください。
それと、プラス情報として、実は公務員試験を5年連続でクリアしたYoutuberがいまして、動画で勉強法を紹介してくれているので、そちらも紹介しておきますね。
以上が、フリーターから公務員になるための勉強法でした。
フリーターから公務員にチャレンジする前に知っておきたい2つのこと
ここまで勉強法について話しました。
ですが、これから勉強を始める前に、本当に公務員になる覚悟があるか、もう一度考えてみてください。
というのも、僕はあまり公務員になることをおすすめしていません。その理由は2つあります。
- 労働環境が悪い
- 副業が禁止されている
労働環境が悪い
公務員というと、定時で上がれて、そこまで仕事も辛くないってイメージを持たれている方は多いです。が、実際はそんなことはなくて、長時間の残業なんて当たり前の部署がいっぱいあるのが現状なんです。
その長時間労働の実態をまとめた、慶應義塾大学院の教授のレポートに関する記事があるので、参考に載せておきます。
このレポートでは、自殺率は民間企業の1.5倍、残業時間は7倍と書かれているんです。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科の岩本隆特任教授は「霞が関の働き方改革に向けて~ICTを活用した長時間労働是正と生産性向…
また、現役で公務員をされている方も、こんなツイートを発信していました。
ちなみに、大学の友達に「残業100時間だけど7割サービスだよ〜休日出勤は全て闇に葬られてるよ〜手取り15万だよ〜」って話をしたら「え、公務員だよね?」とドン引きされた挙げ句若干疎遠になったので、ブラックアピールするときは慎重にした方がいいですよ。
— あかり@公務員 (@akari_webdev) February 25, 2020
つまり、公務員は労働環境が悪いってことです。
副業が禁止されている
これからは、人口と現役世代が減り続ける時代ですので、税収もどんどん少なくなっていきます。
となると、財政赤字になる可能性も高くなるので、それに比例して公務員の給料カットをされることもあり得る話です。
ここで民間企業であれば副業で何とかできますが、公務員はそれは許されていません。
最近になって一部で副業を認める自治体も出てきました(神戸市や生駒市)。が、すべての自治体で許可されるのは、まだまだ先の話です。
以上の2つが、公務員をおすすめしない理由です。
公務員には、国民全員への奉仕者。なので、尽くす気持ちがないと、なかなか続けられるものではないです。
地域や国民の力になりたい!といった、強い気持ちがあなたにあるかどうか、しっかりと向き合って考えてみてはいかがでしょうか。
公務員より民間の正社員の方が圧倒的になりやすい
色々と考えた末、公務員にはならない。そう決めたということなら、今度は民間での就職を考えてみましょう。
民間企業への就職は、大体の場合、書類審査と面接でいけますから、正直なところ、公務員試験よりも楽です。
ただ、やりたいこともなく、どうやって会社を選んだら良いかわからないって方も多いと思います。
そこでおすすめしているのが、フリーター向けの就職サイト・エージェントです。
これらを使えば、たった1ヶ月あれば就職先を見つけることができます。中には、優良企業を多数揃えているものもありますから、民間企業に少しでも興味がある方は、『大学中退の元フリーターがおすすめの就職エージェント|各サイトのポイントと内容』をご覧になってください。
以上、フリーターから公務員になる方法や、公務員の実態についてまとめてきました。
何となくで公務員を選んでいたら、いずれやめたくなる時期が絶対にきます。
なぜ公務員になろうと思ったのか、公務員になる覚悟があるのか。自分と向き合ってから、次の行動に進みましょうね。
おわり