フリーターで何が悪いの?【メリット・デメリットを考えよう】

「フリーターってなんだかイメージ悪いけど、実際何がどう悪いの?別にどうするかは自由なんだから勝手じゃん。」

 

確かに、フリーターというだけで、世間の皆さんからの風当たりは強くなるので嫌になりますよね。

大谷
私も27歳まではフリーターだったので、その気持ちすごく良くわかります。

 

結論から話しますが、今後も変わらずにフリーターとして生活しても全然悪いことではありません。

ですが、致命的なデメリットはあります。もしそれを考えたことがないなら、しっかりとメリット・デメリットを理解した上で選ぶようにしてください。

 

この記事では、フリーターのメリット・デメリットを整理し、さらにフリーターを脱出するためにはどうすればいいのかを紹介していきます。

選ぶのはあなたの自由です。では早速、メリット・デメリットを見ていきましょう。

 

フリーターの何が悪い?メリット・デメリットを整理しよう

フリーターのメリットとデメリットをピックアップして、それぞれ補足して解説を入れます。

メリット

時間を自由に使える

アルバイトは基本的にシフト制です。

このシフトは希望を取って組まれることが多いので、アーティストのライブや友人との約束などを優先して、アルバイトを入れてもらうことが可能です。

 

また、既にシフトを組まれていても、アルバイト同士で交代することもできるので、時間を自由に設定できるのはフリーターの特権と言えます。

 

気軽に仕事ができる

アルバイトの仕事内容は、誰でもできることが多いです。

なぜなら、難しい仕事を任せているとアルバイト全員が対応できなくなって、シフトが組みにくくなるからです。

 

また、責任の比重も管理者である正社員と比べるとかなり軽いので、大きなミスをしても、そこまで責められることはありません。

 

転勤で住む場所が変わることはない

全国展開している会社では、エリア限定社員でない限り、正社員は転勤があるのが当たり前です。

しかしアルバイトは、その店舗・部署限定で雇われているので、会社から移動を命じられることはないです。

 

働いた分だけ給料をもらえる

どこかの会社に正社員として雇われると、仕事の進捗具合で残業や休日出勤もやらなくてはいけません。

しかも、日本の昔からの風習で、時間外労働の申請をしないのが当たり前に行われていることが多く、いわゆるサービス残業をして会社を支えなくてはいけません。

 

一方のアルバイトは時給性で、決められた時間内で働くのが普通です。

もしその日忙しくて労働時間が伸びても、タイムカードを切っていれば、その分の時給をいただくことができます。

 

簡単に退職できる

アルバイトは比較的簡単な仕事が多いので、引継ぎなどは基本的にないのが前提です。

なので、アルバイト先がOKなら2週間後には退職することも可能で、法律上もそれで問題はありません。

 

もし、働いていた期間が1、2年と少し長かった場合は、多少の引継ぎはあります。とはいえ、1ヶ月あれば十分引き継ぎを済ませることはできるので、あっさり退職できるのもメリットの1つでしょう。

 

以上がフリーターのメリットです。続いてデメリットをピックアップしていきます。

 

デメリット

仕事を失うリスクが高い

アルバイトは期間限定の雇われ形態です。なので、会社が契約更新はしない!と決めれば、すぐに仕事がなくなります。

 

また、シフトの希望を出しても、その時間通りに入れる保証はありません。

普段はフルタイムで入っていても、経営状態によっては、来月からシフトの時間を削られることもあるので、収入がめちゃくちゃ不安定です。

 

昇給やボーナスが少ない

アルバイトは時給で働いています。この時給は、できる仕事内容によって変わりますが、上がっても10円や50円とかなり少ない金額です。

 

仮に50円時給が上がったとして、フルタイムで月にいくら変わるか計算してみましょう

50円×8時間×5日×4週間=8,000円

 

アルバイトでいくら頑張っても、毎月の給料はこれくらいしか変わりません。

さらにはボーナスがないことが圧倒的に多いので、どれだけ年数がたっても、新人のアルバイトと給料がほぼ変わらないのがアルバイトです。

 

働かないと収入がなくなる

もし事故や病気で入院をすなくてはいけない場合、その間は働くことができません。

そうなると、時給で働いているフリーターは、入院期間中は収入がなくなってしまいます。

 

正社員の場合は、有給などの制度を使って、ある程度は会社が守ってくれます。しかし、アルバイトは変わりはいくらでもいるので、切り捨てればいいだけの存在なのです。

 

社会的な信用がゼロに近い

人の信用は色々なもので測ることができますが、世間的にはお金で測られることが普通です。

 

フリーターの場合、「いつ仕事を失うかわからない」「シフトを削られて収入が減る可能性がある」という状態にあります。

なので、ローンやクレジットカードの審査には通りにくい上、アパートなどの賃貸も契約するのが難しくなるのです。

 

社会保険や福利厚生がほぼない

正社員で働くと、会社から色々な恩恵を受けられます。

わかりやすいのは、厚生年金を会社が負担してくれている点でしょう。なので、国民年金だけのフリーターと違って、老後の生活が大きく違ってきます。

 

さらには労災保険や介護保険、住宅手当てや家賃補助など、給料以外のサポートが充実しているのが正社員です。

フリーターの場合、このような特典はほぼないので、先々の生活レベルにも大きく違いが出てきます。

 

以上がフリーターのデメリットです。

 

フリーターは何も悪くない!でも将来どうなるかイメージできてる?

冒頭でお話しした通り、今後もあなたがフリーターとして生活をしても、何が悪いということはありません。

大谷
なので、今までのことを理解した上で、それでもフリーターを続けたい!という方は、それは個人の自由なのでお任せします。

 

しかし、これからもずっとフリーターとして過ごした場合、その先にどんな未来が待っているか本当にイメージできていますか?

  • 一生独り身で孤独死の可能性が高い
  • 長生きするのが苦痛になる
  • 同窓会に堂々と参加できない
  • 親の健康を奪い望みを叶えてあげられない

 

これらはすべて、フリーターなら現実に経験することばかりです。別に脅そうとしているわけではありません。詳しくは『ずっとフリーターでいたい?フリーターの末路と7つの辛い将来』をご覧ください。

 

どうしてそうなると言えると思いますか?それはフリーターには安定した稼ぎがなく、社会的な信用がないからです。

お伝えした通り、社会的な信用はイコールその人の収入。”真面目”とか”誠実”だとしても、それは社会的な信用とはまったく違うのです。

 

これをイメージした上で、それでも就職はしない!という方は、フリーターを選んでも全然問題はありません。

 

フリーターから正社員になるために方法とは?

そんな将来は絶対イヤ!自分はそうなりたくない!

そう思った方は、出来るだけ早く就職活動を始めるようにしましょう。

 

しかし、フリーターの場合、正社員になるのはかなり難しく大変です(私は26歳で就活を始めましたが、1年半以上の時間がかかりました…)。

 

そこで、フリーターの方が就職活動をするなら、「就職エージェント」を使って就活するのが一番効率的で近道なやり方なのでオススメです。

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以上、フリーターのメリット・デメリットと就活の方法について紹介しました。

フリーターは世間のイメージはよくありません。ですが、悪いことをしているわけではないので、就職しようがアルバイトだろうが、それはあなたが好きに選べばいいのです。

 

ですが、将来いくら後悔しても、今この瞬間に戻ることはできません。

このままフリーターならどうなるのか。もう一度しっかりとイメージしてどうするか決めてくださいね。