「契約社員から正社員を目指すなら、正社員登用でなるべきか。それとも正社員として雇ってくれる会社に転職するべきか、どっちだろう…。」
契約社員は、一番長くても3年間しか契約期間を結べません(労働基準法 第14条より)。
ですので、長期的に同じ会社で働きたいのであれば、契約社員ではなく正社員にならなくてはいけないことは皆さんもご存知のはずです。
しかし、この正社員登用制度のデメリットを踏まえると、もし本当に正社員になりたいのであれば、間違いなく転職してしまうのがもっともリスクが少なく可能性が高い方法です。
そこでこの記事では、契約社員から正社員になるには転職をおすすめする理由を3つの視点で解説し、さらには転職を80%以上の確率で成功させる方法までまとめていきます。
では早速、まずは皆さんに転職を勧める理由からお話ししていきましょう。
契約社員から正社員になるには転職がおすすめな3つの理由
契約社員は、正社員と比べて給料や福利厚生など、ありとあらゆる待遇が大きく違います。
加えて、ボーナスはなく、さらには退職金も出ないことが多いため、生涯収入でもかなりの開きがあるのが実態です。
では、なんで転職がいいのか、その理由は3つあります。
- 正社員登用制度は可能性が低い
- 正社員登用は時間がかかりすぎる
- 雇い止めされて一からやり直すこともあり得る
それぞれの内容を具体的に解説していきますね。
契約社員から正社員登用は可能性が低い
契約社員から正社員になるには、正社員登用制度を使うのがもっとも考えやすい方法です。
皆さんが勤める会社にその仕組みがあるのであれば、それで正社員になることも可能です。
しかし、この制度は、ネット上で「嘘」と書かれていることも多いほど、正社員になれるか微妙なもの。
というのも、この制度自体が、仕事ができる優秀な人だけを採用することが目的であり、優秀でない方は切り捨てるというのが前提になっているんです。
【正社員登用制度の目的】
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「多様な就業形態に関する実態調査」
これは、登用制度のある事業所に、その目的について調査したアンケート結果ですが、なんと82%の企業が「優秀な人材の確保」が目的だと応えたのです。
つまり、優秀であることが最大の条件であり、そうでなければ正社員にするつもりがない、というのが会社側の本音なのです。
正社員登用は時間がかかりすぎる
もし仮に、皆さんがとても優秀だったとしましょう。
それであれば、契約社員から始めて、正社員として登用してもらうことも十分可能ですから、チャレンジする価値はあります。
ですが、契約から正社員に変わるのがいったいいつになるのか、それはまったく事前にはわかりません。
雇い止めされて一からやり直すこともあり得る
正社員になるために契約社員から始め、何ヶ月も何年も根気強くアピールし続けるとします。
しかし、その間に会社の業績が思うようにいかず、経営を維持するためには経費を削減するしかないとしたら、経営者は迷わずに有期雇用社員の雇い止めをしようと考えるものです。
当然、契約社員はその対象に入っていますので、例え皆さんが優秀であっても、会社存続のために契約を打ち切られる可能性は十分あります。
何年も費やしてきたのに、また一から他の会社で始めなくてはいけないとなれば、精神的に耐えられるでしょうか?
以上の3つの理由から、契約社員は正社員登用制度ではなく、転職をして正社員を目指すべきと結論を出しました。
正社員登用制度の難しさは、『契約社員から正社員にはなれないの?【正社員登用は嘘かもよ】』にもまとめています。
では次に、契約社員からの転職をするとして、どのようなことに気をつければいいのか、そのポイントをまとめていきます。
契約社員から正社員への転職を成功させるための3つのポイント
契約社員から正社員になる決意をしたのであれば、必ず転職を成功させたいですよね。
そこで、まずは就職活動でポイントになることをまとめていきます。
この3つを意識しているかどうか?で、成功の確率はグッと変わるので、チェックしておきましょう。
- 必ず正社員契約で就職する
- 契約社員はあくまで非正規雇用
- 短期間で就職を勝ち取る
必ず正社員契約で就職する
正社員になるために転職活動するんですから、絶対に正社員として契約してもらいましょう。
また契約社員から始めたり、あるいはアルバイトから社員登用を狙うなんてもってのほか。妥協してはいけません。
契約社員はあくまで非正規雇用
契約社員と正社員をごっちゃにしている方は多いですが、正社員は正規、契約は非正規です。
ただの雇用方法の違いではありますが、会社から見る評価は雲泥の差があります。
なので、正社員の方と肩を並べて転職活動をすると、どうしても肩書だけでマイナスイメージを持たれてしまいます。
「自分は契約社員で非正規なんだ!」ということを前もって意識しておけば、ゴールへの道は短くなります。
短期間で就職を勝ち取る
契約社員はフルタイムで働いてるので、就活にもなかなか時間は割けませんよね。
休日などを使って行うことになりますが、パパッと就職先を見つけないと、長期化してモチベーションが下がってしまいます。
気持ちが下がると、就職活動にも良い影響は出ません。なので、短期で正社員になる意識をもって、就活をしていきましょう。
以上が、契約社員の就活でのポイントです。
では、この3つのポイントを踏まえて、どうやって就職活動を進めれば良いのか、その方法をまとめていきます。
契約社員からの転職を80%以上の確率で達成する方法
結論から言います。就職支援サービスを使いましょう。
- 就職エージェントの一種。非正規雇用の方を対象に就職活動をサポートするサービスを行っている。
このようなサービスを行っているところはいくつかあります。が、その中でもJAIC(ジェイック)が一番おすすめです。
- 非正規の方を対象にしている
- 正社員雇用で就職できる
- 短い期間で転職できる
非正規の方を対象にしている
最大の理由はこれ。正社員の方が使うサービスではないので、契約社員がマイナススタートにはならないという点です。
求人を出している企業も、非正規の方だと理解した上で人材募集しているので、普通の転職エージェントと比べて圧倒的に就職しやすいんです。
正社員雇用で就職できる
ジェイックにある求人は、すべて正規社員の募集です。しかも、その就職成功率は81.1%と業界トップクラスの実績。
ハローワークのように、アルバイトや契約社員などの非正規雇用がないので、採用されれば間違いななく正社員になれます。
短い期間で転職できる
ジェイックでは、書類審査なしで面接まで行ける上、面接は約20社を数日で行いますので、かなりスピーディに就活をすることができます。
また、紹介される企業は、すべてジェイックの担当者がしっかりと企業のチェックをしていますので、定着率も91.3%と業界トップクラスの実績があります。
以上が、おすすめしている理由です。
あとは皆さんがそれぞれで判断すること。使うかどうかは、あなたが決めてくださいね。
『JAIC(ジェイック)』
未経験から正社員就職率81.1%、定着率91.3%。
未経験・フリーター向け、30代限定、女性限定、中退者限定の4つの就職講座を開催。
書類選考なしで優良企業約20社と面接が可能。
新型コロナウイルス拡散防止のため、最初の面談から就職講座の受講、企業との面接まですべての工程をオンライン対応しています。自宅にいながら就職活動が可能です。
転職活動は誰かが背中を押してくれるものではありません。
なので、じっくり考えていたら、なかなか前には進みません。思い立ったときに、如何に行動に移せるか?が、あなたの今後を大きく変えるのです。
すぐに活動を始めて、数ヶ月後、元気に正社員として働いている未来を手に入れてくださいね。
おわり