「ハローワーク以外にも、ジョブカフェっていう就職相談ができるところがあるみたい。でも、何がどう違うのかよくわからない。」
どちらも就職支援に関するサービスであることははっきりとわかります。
そこでこの記事では、ジョブカフェとハローワークにどのような違いがあるのか比較して、フリーターやニートの皆さんがどちらにするか選べるようにまとめていきます。
ということで、早速いきましょう。
ジョブカフェとハローワークの違いとは
まずは、運営しているところはどこなのかチェックしてみましょう。
- ジョブカフェ→都道府県
- ハローワーク→厚生労働省
各地域がジョブカフェで、国は全国のハローワークを取りまとめている感じです。
ただ、どちらも、日頃私たちが支払っている税金を使ってやりくりしているところは同じです。
では、さらに細かく両者の違いをチェックしていきましょう。
- 利用できる年齢
- サポート内容
- 求人紹介可能なエリア
利用できる年齢
ハローワークは、どんな年代の方でも利用できます。
しかしジョブカフェは、基本的に15〜34歳までの若い方に限定されたサービス。なので、全年代の方が使えるわけではないです。
ただ、この年齢制限は、各都道府県で設定が違います。場所によっては、40歳を超えても利用できるジョブカフェもあるので、Webサイトでチェックしておくと良いでしょう。
サポート内容
ジョブカフェの大きな役割は、若者の就職支援をワンストップで行うことです。
就職に関する相談やヒアリング、職業紹介や、就職後のアフターフォローまで、その全てを行ってくれます。
一方のハローワークは、求人の紹介がメインの業務です。
履歴書・面接対策などのセミナーを定期的に行っていますが、そこまで手厚くはありません。あくまでハローワークは仕事探しをする場所だと考えてください。
求人紹介可能なエリア
ハローワークは国が運営しているので、ネットワークは全国に広がっています。
なので、お住まいの地域だけではなく、別のエリアの求人までチェックすることもできます。
反対にジョブカフェは、都道府県が運営しているので、その地域での就職口の紹介がメインのサービス。
地元の優良な会社を探すならジョブカフェといった感じでしょうか。
以上が、ジョブカフェとハローワークの違いです。
選ぶならどっち?ジョブカフェとハローワーク
結論から言います。
もし、お住まいの地域にあるジョブカフェの年齢制限を過ぎていなければ、ジョブカフェを使うべきです。
ポイントは、やはり就職支援内容の充実度。
ハローワークは全年齢を対象にしているので、利用者がめちゃくちゃ多く、就活サポートにはかなり弱いです。
一方のジョブカフェは、逆にサポートをメインにしたサービス。なので、フリーターやニートの皆さんはジョブカフェを優先して使うべきだと思います。
どちらも就職率やブラック企業率には問題あり
ただ、ぶっちゃけた話、私はジョブカフェもハローワークもおすすめはしません。
というのも、どちらも正社員になれる確率が低いし、求人の質も良くないからです。
具体的にどう悪いのか?については、それぞれでまとめた記事がありますから、そちらを読んでください。
ただ、就職支援サービスにも色々と種類があります。
なので、『大学中退の元フリーターがおすすめの就職エージェント|各サイトのポイントと内容』におすすめをまとめたので、正社員になりたい方は、そちらの記事を参考にしてください。
以上、ジョブカフェとハローワークの違いについてまとめました。
色々言いましたが、どちらも無料で使えるので、どうしても気になる方は使ってみても良いんじゃないでしょうか。
最終的に決めるのはあなたですよ。がんばってください。
おわり。