給料を育てる方法

中卒が就職した場合の平均給料は?年収をあげる具体的な対策4つも紹介

給料を育てる方法

「中学しか卒業していないと、就職しても給料は安い。」

皆さんも、このようなことを、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

大谷
正社員になれば、アルバイトと比べて責任が重くなり、当然ですが仕事内容もアルバイトとはまったく違ったものとなります。

ですので、それに見合う対価として、アルバイトよりも高い月収をいただくことになるのですが、それがそこまで高くならない、下手をするとアルバイトよりも安いんじゃないか?という金額では、就職活動をする気にもなりませんよね。

 

そこで今回は、最終学歴が中卒にあたる皆さんに向けて、以下の内容をご紹介していきます。

  • 中卒の平均年収と他の学歴との差
  • 中卒だと給料が低くなる理由
  • 給料をあげる具体的な3つの対策

 

最初に言っておきますが、中学卒業しかしていなければ、高卒や大卒の方と比べると給料が安い傾向にあることは間違いありません。

では、一体どれくらいの差があるのか。まずは、中卒の平均給料から探っていきましょう。

 

中卒が就職した場合の平均給料・年収は?

先ほどご紹介したとおり、学歴が中卒の皆さんの場合、就職後の給料は低い可能性は高いです。

と言葉で言われても疑いたくなる方も多いかもしれませんので、それをはっきりとさせるために、厚生労働省の調査結果をチェックしてみましょう。

 

まずは、中卒者全体の平均的な月給がこちらです。

中卒者の所定内給与額

  • 25万7,200円

引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査

 

所定内給与額とは、時間外や休日出勤などの調査労働による給料を除いた金額、つまり毎月の基本的な給料だと考えてください。

この金額から、厚生年金や保険料、所得税などが差し引かれますので、皆さんが自由に使えるお金は毎月平均20万円程度といったところでしょう。

 

確かに、20万円だと少ないように感じますけど、他の学歴の方と比べるとどうなんですかね?

そこで、高校・大学とそれぞれの平均月給もピックアップしてご紹介しますのでご覧ください。

高卒者の所定内給与額

  • 27万400円

大卒者の所定内給与額

  • 36万2,900円

引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査

 

高卒の方とは約2万円ほど、大卒とはなんと約11万円も平均月給は違っていますね。

大谷
つまり、中卒は他の学歴の方と比べて毎月の収入は安い傾向にある、ということがこれではっきりと言えるわけです。

 

中卒の年間のボーナスと年収

しかし、正社員がいただく給料は、まだ月給の他にもあります。いわゆる”ボーナス”と呼ばれる給料です。

このボーナスは、夏と冬で2回、もしくは年1回の支給という場合が一般的。ですが、残念ながら法律上は、「必ず支払わなくてはいけないもの」と定められてはいないので、ボーナスがまったくない会社もあります。

 

では、ボーナスが支給される会社に就職した場合、中卒だとどれくらいいただけるのか。

中卒者の年間賞与その他特別給与額

  • 45万400円

引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査

 

さて、中卒者の月給、およびボーナスの平均がわかれば、年収も計算できますので算出してみましょう。

平均月収×12ヶ月+平均年間賞与=353万6,800円

 

合計金額で見ると、中卒でも割ともらえてるように感じますけど、少ないんですかね?

参考として、国税庁の発表では、令和元年のサラリーマンの平均年収は約436万円という結果でした(民間給与実態統計調査:令和元年分)。

 

サラリーマン全体の平均からは約80万円ほど少ないので、やはり中学しか卒業していないと給料や安くなる、ということは間違いないです。

 

中卒の年齢別平均年収

先ほど計算した金額は、すべての年代の方をふまえた平均年収になります。

当然ですが、経験も実績もない若い方の年収は低いのが一般的なので、次は年齢別の年収をご紹介しましょう。

 

中卒年収高卒年収大卒年収
20〜24歳261.6万円285.6万円308.3万円
25〜29歳304.2万円321.4万円390.8万円
30〜34歳328.8万円354.8万円459.7万円
35〜39歳366.4万円389.7万円536.0万円
40〜44歳396.9万円422.1万円611.5万円
45〜49歳401.4万円450.5万円687.8万円
50〜54歳404.3万円456.6万円800.5万円
55〜59歳399.7万円467.1万円782.5万円
60〜64歳331.7万円349.6万円544.0万円
65〜69歳290.2万円299.4万円478.0万円

引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査

 

やっぱり大卒と比べると、年収って全然違いますね…。

50〜54歳だと、ほぼ中卒の年収の倍を大卒はいただいていますから、それだけ学歴というのは給料に大きく関係してくる、ということがよくわかります。

 

とはいえ、同じ働くのでも、どうしてこんなにも中卒は年収が安くなるのか不思議ではないですか?

実は、その理由がわかると、中卒でも給料をアップできる方法も見えてくるので、次は中卒の給料は低い理由についてご紹介していきましょう。

 

中卒の給料が安い2つの理由

最終学歴が中学卒業だと、正社員として働き始めても給料は低い、ということがこれまでの調べで明らかになりました。

しかし、なんで中卒は収入が少なくなるのか、納得いかない方も多いと思いますので、その理由についてお話ししていきます。

 

押さえてほしい重要なポイントは、「高学歴ほど優秀な人が多い傾向にある」という点です。

それを踏まえた上で、これからご紹介する2つの理由をお読みください。

  • 企業規模が大きいほど学歴を重視する
  • 学歴を基準に給料を決める会社が多い

 

企業規模が大きいほど学歴を重視する

まず、どこの会社でもそうですが、雇うのであれば仕事のできる能力の高い人材を雇いたい、と考えるのが普通です。

それを判断するために、面接やSPIなどの適正試験を行うわけですが、誰でも応募OK!という状況にしてしまうと、応募が殺到して、履歴書に目を通すだけでも途方もない時間がかかってしまいます。

 

大谷
そこで、少ない応募者でできるだけ優秀な方が多くなるように、条件をつけることで応募者数をある程度まで削ぎ落とします。その単純なやり方の1つが「学歴で絞り込む」という方法なのです。

つまり、能力の高い方が多い高卒や大卒の方を優先することで、効率よく人材採用を進めているわけです。

 

そして、この学歴を優先するという傾向は、採用人数の多い企業で高くなり、逆に人数が少ない中小零細企業で低くなります。

ですので、中卒はどうしても中小企業で働く割合が多くなり、また中小企業は大企業に比べて平均年収が低いので、大卒や高卒よりも中卒の給料は少なくなるわけです。

参考記事

中卒が大企業に就職するための具体的な2つのポイント

 

学歴を基準に給料を決める会社が多い

とはいえ、すべての会社で、学歴の応募条件を設けているわけではありません。

もちろん、中卒の方でも入社できる企業はたくさんあります。ですが、だからといって給料まで一緒、ということにはなりません。

 

というのも、採用試験だけでその人の全てがわかるわけではないからです。

「この人なら会社に貢献してくれる!」と思って採用しても、そこまで能力がなかった方もいれば、逆に目覚ましい活躍をしてくれる方もいます。

 

じゃあ、結局は働いてもらわないとわからないってことですね。

そこで、あくまで”高学歴ほど優秀な人が多い”ということを理由に、たとえ同じ年齢で能力も同じようでも、保険として学歴によって給料に差を設ける会社がほとんどなのです。

 

以上の2つが、中卒の給料が安い理由です。

つまり、日本の会社は、まだまだ学歴を重視してすべてを判断している、ということが言えます。「もう学歴は重要じゃない!」なんて綺麗事をいう方も多くなりましたが、それはただの幻想なのです。

 

ということは、中卒の方は安い給料で働くしかないから諦めろ、ってことですか?

いえ、そんなことはありません。ということで、次は皆さんが就職して、高卒や大卒と変わらない給料をもらうためにはどうすればいいのか、その対策方法を4つに分けてご紹介していきます。

中卒が給料をあげるための具体的な4つの対策とは?

ここまで、中卒の皆さんにとっては、あまり聞こえのいい話ではありませんでしたね。

大谷
ですが、この先の話は、皆さんの今後にかなり重要な内容になっているので、前向きな気持ちで読み進めてください。

 

では、早速いきましょう。中学卒業の方が給料をあげるための対策は以下の4つとなります。

  • 出来るだけ早めにキャリアをスタートする
  • 学歴で評価を決めない企業を選ぶ
  • はっきりとした能力や資格を身につける
  • 転職活動をして自分を売り込む

 

出来るだけ早めにキャリアをスタートする

まず一番重要なことは、とにかく早く正社員として就職し、自分のキャリアをスタートさせる、ということです。

これには、2つの理由を含んでいます。1つは「就職率が高まる」という点、そしてもう1つは「キャリアが長いほど給料は高い」という点です。

 

就職率については、『中卒は就職できないって本当?実際の正社員就職率とその原因をご紹介』で詳しくお話ししていますが、アルバイトなどで働く期間が長いと、それだけ就職できる確率も下がっていきます。

ですので、就職できる可能性が高いうちに早めに正社員になるべき、というのが、キャリアを早くスタートするべき理由の1つです。

 

また、その会社でのキャリア(いわゆる勤続年数)が長いほど、給料は高くなることは間違いありません。その一例として、中卒で30〜34歳の方の、勤続年数ごとの平均給料をご紹介します。

勤続年数所定内給与年間賞与その他特別給与
0年20万2,700円20万5,000円
1〜2年21万2,400円20万6,500
3〜4年23万6,900円41万900円
5〜9年27万2,000円53万円

引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査

 

年数が上がるにつれて、どんどん収入が増えていることが分かりますよね?

アルバイトでも、少しずつは時給が上がりますが、それでもせいぜい1時間で10〜20円程度。なので、同じ時間働くのであれば、正社員で年数を重ねた方が明らかに得です。

 

学歴で評価を決めない企業を選ぶ

では、皆さんが正社員として働き始めるとして、就職する会社はどこでもいいわけではありません。

すでにお話ししたとおり、多くの会社は、学歴をベースに給料を決めています。ですので皆さんは、”学歴”ではなく”能力・人柄”を重視している会社を選ばなくてはいけません。

 

大谷
そうすることで、キャリアが増えるにつれて、努力次第で役職ももらえて、その分だけ給料もアップしていきます。

もし仮に、学歴が基準になっている会社に入れば、会社で評価されにくくなり、同じ結果を出しても、高卒や大卒の方が昇給や昇格して悔しい思いをする可能性は非常に高いのです。

 

はっきりとした能力や資格を身につける

ただ残念ながら、正社員として就職すればすべて解決、というわけにはいきません。

就職はあくまでスタートラインに立っただけで、皆さんはそこから実績と経験を重ねて、自身の能力を磨いていく必要があります。

 

そして、その身につけ磨く能力も、あまり抽象的で分かりにくいものでは意味がありません。

対外的にしっかりと「これは能力だ」と言えるものでなくては、皆さんの給料には反映されないので、以下のような能力・経験をすることをオススメします。

  • プログラムなど、見えるものを作れる能力
  • 営業成績など、具体的に数字でわかる結果
  • 多くの部下や組織を従えたマネージメント経験

 

これらに加え、資格の有無も給料に大きく関わります。

資格があるだけで給料がアップする「資格手当」というものもありますので、皆さんが取れそうな資格はどんどんチャレンジするべきです。

 

転職活動をして自分を売り込む

ここまでの3つにしっかりと取り組めば、ある程度は中卒でも給料アップすることができます。

しかし、より大きく年収をあげるためには、もうひとつ別の手段が必要になります。それが、転職活動という選択肢です。

 

大谷
簡単にいうと、それまでのキャリアや身につけた能力・資格を武器に、皆さんをより高い金額で雇ってくれる会社がないか売り込むわけです。

 

今は、同じ会社でコツコツ働くよりも、いろいろな場所で様々な経験をした方を評価する、という会社が多くなっています。

キャリアアップやキャリアチェンジをどんどん繰り返すことで、将来的には、中卒でも大卒に負けない給料を手にすることができるようになるのです。

 

以上のステップを踏めば、中学しか卒業していなくてもそこまで大きな問題ではありません。

ですが、これを実践しなければ、結局は他の中卒の方と同じく、安い給料でずっと働くことになるので、もっとも重要なのは、皆さんの行動力といっても良いでしょう。

 

では最後に、皆さんが将来、高い給料をいただけるように、学歴で評価していない会社をたくさん揃えている就職サイトをご紹介しておきます。

キャリアスタート

「20代がおすすめする転職支援会社」「転職満足度」「充実したサポート満足度」の3部門で1位を獲得!

アドバイザーがマンツーマンでサポート、100万円以上の年収アップ実績多数。

正社員未経験から最短1週間でのスピード内定、徹底した面接対策で内定率86%。

 

キャリアスタートは、20代で正社員未経験の方の就職活動をサポートしていて、その内定率は86%と業界でもトップクラスの実績があります。

就職してから92%以上の方は、その仕事にしっかりと定着しているという高い結果も残しているので、信頼性も抜群です。

 

また、このエージェントで転職された方は年収が100万円以上もアップする例がたくさんありますので求人の質も高く、その求人すべてが中卒でも応募OK!のものですので、学歴で落とされる心配もありません。

詳細は上のボタンをクリックして、Webサイトでご覧ください。

 

以上、今回は中卒の方の給料についてご紹介してきました。

あとは、皆さんの行動力がどれだけあるかだけです。安い給料で働くか、それとも中卒でも大卒と変わらない給料で働くか、自由に選んでください。

 

おわり