中卒なのに高卒と履歴書に嘘の書くのはNG?バレる可能性とリスクについて

本当の学歴は中卒だけど、それだと就職は難しそう…。

そこで、多くの方が思いつく方法として、履歴書に嘘の学歴を記載するという手段があります。そうです、中卒なのに高卒・大卒と経歴欄に書くわけです。

 

大谷
確かに、中卒よりも高卒・大卒の方が就職しやすい上、給料などの待遇面でも優遇されますので、「経歴を偽りたい!」と思う気持ちはよくわかります。

ですが、その場しのぎのためだけで、履歴書に嘘を書くのは将来的に得策ではありません。しっかりとその重大さを理解した上で、それでも書く!ということなら、あとは自己責任で記載してください。

 

この記事では、就職するために、中卒なのに高卒・大卒と書こうか?と考えている方に向けて、以下の内容をご紹介します。

  • 履歴書を偽った場合のリスク
  • 履歴書に「高卒」と記入してバレる可能性
  • 経歴詐称のリスクなしで中卒が就職できる方法

 

念のため断っておきますが、僕は履歴書に嘘を記載することを勧めているわけではありません。

経歴を偽るのは良いことではないので、念押ししますが、するとしても、あくまで自己責任でお願いします。

 

ではまずは、履歴書に嘘を書いて、それがバレた場合に起こるリスクについてお話ししていきましょう。

 

中卒なのに高卒と履歴書を偽るとどうなる?

例えば普段の会話の中で、知人に「自分は高卒だよ」と話すことは、そこまで大きな問題にはなりません。

バレたとしても、恥ずかしくてとっさに嘘をついた、なんて言っておけば、相手も納得はするはずですもんね。

 

しかし、これが就職となると話は別。

もし、履歴書に「〇〇高等学校 卒業」と書いて採用され、働くうちに中卒であることがバレた場合、大きく分けて2つのリスクがあることを知っておかなくてはいけません。

  • 何かしらの処分・処罰を受ける
  • 社内外での信用を失う

 

何かしらの処分・処罰を受ける

まず、学歴詐称は、刑罰を受けるような罪というわけではありません。

ですので、それが判明したとしても、必ず拘留されたり罰金を受ける、ということではないです。

 

しかし、以下のような罪に問われる可能性は十分にあります。

  • 経歴詐称による詐欺罪
  • 証明書偽造による私文書偽造罪

 

応募条件に「高卒以上」があったにも関わらず、中卒を隠して採用されたとなれば、詐欺罪が成立する可能性が出てきます。

なぜなら、初めから企業側は中卒を採用する気はなかったわけですからね。”会社を騙して賃金をいただいた”となれば、それは詐欺罪になるかもしれません。

 

また、もし会社から卒業証明書を求められて、仮にそれを偽造した場合、これは私文書偽造罪です。

ただし、履歴書に書く程度であれば、それには該当しません。だからと言って、書くのはOK!というわけではないので悪しからず。

 

大谷
もし、これらの法律を元に裁判になれば、罰金や懲役を受ける可能性はあります。

そうなれば、皆さんは立派な前科者。今だけではなく、後々の仕事探しでも苦労することになります。

 

会社独自の処分・処罰

とはいえ、詐欺罪や私文書偽造罪の処罰を受けるのは、かなり可能性は低いですよね?

会社としても、人一人に対して、そこまでの時間や労力を割きたくはないですからね。ですので、社内で何かしらの処分や処罰を決めるのが、一般的な対応になります。

 

  1. 戒告
  2. 減給
  3. 出勤停止(停職)
  4. 懲戒解雇(免職)

 

厳重注意だけの戒告(かいこく)、一定期間だけ給料を減らされる減給、一定期間は働けず給料ももらえない出勤停止(停職)、いわゆるクビにあたる懲戒解雇(免職)と4段階に分かれます。

ただし、学歴詐称でも、解雇は企業側もそう簡単にはできません。就業規則に、そのような解雇事由が記載されていたり、あるいは学歴を重視して採用した場合は、解雇されるケースになり得ます。

 

追記

学歴詐称で、会社をクビになるケースはもちろんあります。

その際に、それまで支払われた給与を全額返還するように求められることもありますが、その可能性はかなり低いです。

 

理由は、給料は皆さんが働いた対価として支払われるためです。つまり、働いた分はお金をいただく権利がありますから、全額返せ!と言われる理由はない、というのが答えとなります。

 

社内外での信用を失う

もし仮に、会社をクビにならず、そのまま働けるような処分であったとしても、残念ながら以前と同じとはなりません。

簡単にいえば、皆さんは”大嘘つき”なわけですから、そんな同僚・部下の働きや発言を、なかなか素直には信じられませんからね。何か嘘をついたり誤魔化したりしているんじゃないか?と、いつも疑われるのは当然のことです。

 

また、このことが社外の人間にまで伝わった場合は最悪と言えます。

大谷
特にクライアントとは信頼関係が重要ですので、その信頼を回復するまでは、なかなか仕事には結びつかない可能性が大きくなるのです。

 

このような状況になることは、ほとんどん方が想像できるので、それに耐えきれずに自主的に退職願を出す方も一定数います。

そして、会社側も、懲戒解雇が難しい場合は、進んで退職してくれるように促してくるケースもよくある話です。

 

以上が、履歴書に高卒だと嘘をついた場合に起こりうるリスクです。

ただ、ここまでの話は、あくまで嘘がバレた場合です。バレなければ、このようなことは起きないわけですから、次はバレる可能性についてご紹介していきましょう。

 

高卒だと嘘をついてバレる可能性は?

最近、学歴詐称で話題となった、現東京都知事の小池百合子さん。

「エジプトのカイロ大学を主席で卒業」という経歴が、実は嘘なのではないか?という話が浮上し、これは今でもはっきりしていません。

参考記事

「小池百合子さんはカイロ大学を首席卒業していません」元同居女性が証言《この記事が全ての発端だった!》

 

大谷
このように、何十年もたって、学歴詐称に関する話題が出る、というケースは有名人・著名人にはよくあります。

ですが、あくまで有名人・著名人は記者がスクープを狙っているため、嘘の経歴が発覚しやすいというだけです。ですので、結論としては、一般の方の学歴が嘘だとバレる可能性はかなり低いと言えます。

 

しかし、それが露見する可能性がゼロではありません。

例えば、以下のような状況になれば、皆さんが高卒と偽っていたことがバレる可能性は非常に高くなります。

  • 就職先から卒業証明書を求められた場合
  • 仕事上で必要な資格を取得する場合
  • まわりに偽った高校の卒業者がいた場合
  • SNSなどで自ら発信した場合

 

就職先から卒業証明書を求められた場合

内定を受けた企業から、卒業証明書の提出を求められることがあります。

これは、学校卒業後にそのまま就職する、いわゆる新卒入社の場合がほとんどです。ですが、転職に際にも、学歴詐称をチェックするために、提出を求められることもあります。

 

仕事上で必要な資格を取得する場合

正社員として働き始めると、会社から特定の資格を取るように指示されることもあります。

その資格が、学歴不問であれば良いですが、もし高卒・大卒といった学歴の条件があるとしたら、そこでも学歴を偽るか?会社に正直に話すか?という苦しい選択が必要になるかもしれません。

 

まわりに偽った高校の卒業者がいた場合

皆さんの出身と就職先が同じ地域であれば、同僚や先輩、あるいは協力会社に、その高校の卒業者がいる可能性は十分にあります。

出身校が一緒となれば、時にはその話題になることもあるわけですが、会話の内容にズレやおかしな点があれば、相手も多少の違和感を感じて、いづれ学歴詐称がバレるきっかけになるかもしれません。

 

SNSなどで自ら発信した場合

会社によっては、採用する人間のバックグラウンドを調査会社に依頼して調べてもらう、という手段まで取ることもあります。

しかし、それにはやはりお金がかかりますので、そこまでする企業はかなり少ないです。ですが、何も調べないのは危険性もあるので、事前にWeb上で多少の調査をする企業はあります。

 

過去にTwitterやFacebookで中卒であることがわかる投稿をしたり、あるいは友人がそれとわかる投稿をしていたり…。

誰がいつ、どんな投稿をしているのか、細部までチェックしなければいけませんね。

今回はこの4つをご紹介しましたが、これ以外でもバレるかもしれない状況はたくさんあります。

つまり、もしこれから中卒なのに高卒だと嘘をつき就活を始めるのであれば、働き始めてからもずっと、学歴詐称がバレないように、細心の注意を払いながら生活しなくてはいけないのです。

 

ですが、そんなことをしなくても、実は中卒でも就職できる方法はあります。

その具体的な方法を、これからご紹介していきましょう。

 

履歴書に嘘を書くリスクなしで中卒が就職できる方法

皆さんが中卒なのに高卒と履歴書に嘘の記載をすることを考えた理由は、就職をするためですよね?

つまり、学歴が低いと就職することが難しそうなので、であればこっそりと学歴を偽ってしまおう!ということだと思います。

 

確かに、皆さんの予想するとおり、中卒の場合、就職できない可能性はかなり高いです。

具体的な就職率は、『中卒は就職できないって本当?実際の正社員就職率とその原因をご紹介』にまとめましたので、気になる方はそちらをご覧ください。

 

大谷
実際、中卒よりも高卒や大卒の方が、正社員の割合は多いですからね。

ですので、履歴書に嘘を書く、という方法は、ある意味正解ではあります。

 

ですが、すでにご紹介したとおり、バレないか?とずっと怯えながら暮らさなくてはいけません。そして、もしバレた場合、リスクがあまりにも大きいですので、絶対にやめておくべきです。

では、どうすれば中卒が正社員に就職できるのか。それは、履歴書を書かなければいいんです。

 

履歴書を書かずに就職活動ができる方法とは?

履歴書を提出する、ということは、相手に「学歴にについて聞いてください」とお願いしているようなものです。

確かに、今や98%以上が、高等学校に進学する時代ですからね。なぜ中卒なんですか?と、履歴書を見れば誰だって聞きたくもなりますね。

 

ですので、その原因になっている履歴書を出さなければ、中卒の皆さんでも正社員になれる可能性が高くなるわけです。

そして、そんな方法がたった1つだけあります。それが、就職エージェントの活用です。

 

就職エージェントとは?

専任のアドバイザーが就職活動の全てをサポートしてくれるサービスのこと。仕事探しの悩み相談や求人の紹介、面接などの対策も行っている。

 

実は、このエージェントの中には、皆さんのような中卒の方に向けて、書類選考なしで面接にまでいける方法でサポートしているものがあるんです。

その中から、おすすめの中卒向け就職エージェントを、ここでは2つご紹介しておきましょう。

 

就職Shop

引用:就職Shop

 

就職業界最大手のリクルートが運営している就職Shopは、中卒にかなりおすすめのエージェントです。

これまでの利用者数は10万人以上、そして紹介できる企業数は1万社を超えていて、その求人すべてが正社員未経験OKのもの。そして、履歴書などの書類選考がありませんので、面接で皆さんの人柄を見て採用・不採用を判断してくれます。

 

利用できるエリアは、首都圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)と関西圏(大阪・京都・兵庫)となります。

ただし、現在は新型コロナウイルス蔓延防止のため、オンラインで面談を行っていますので、多少離れていても問題はありません。

 

詳細はWebサイトにアクセスしてチェックしてみてください。

 

DYM就職

引用:DYM就職

 

DYM就職は、利用者の満足度が90%と、非常に評価の高い就職エージェントです。

利用者は1万4千人を超え、紹介できる求人は2,500件ほど。そして、もちろん書類選考は必要ありませんので、皆さんの中卒の学歴は何の影響もありません。

 

エリアは全国32ヶ所(東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、神戸、京都、広島、香川、福岡等)にあり、就職Shopの利用は難しい方でもOKです。

オンライン・オフラインどちらでも面談は可能ですので、詳細はWebサイトにアクセスしてみてください。

 

以上の2つであれば、わざわざ履歴書に嘘を書かなくても正社員になれる可能性は高いです。

やっぱり、後ろめたい気持ちで就職するより、真っ当に正社員になる方が気持ちいいですからね。中卒であることを隠さずに、堂々と就活を始めましょう。

 

おわり