「高校を中退してたら就職するのが大変だ」ということは、よく言われている話です。
ですが、大変だと言われても、ぶっちゃけどれくらいなのかまったくわかりませんよね。そこでこの記事では、高校中退での就職率についてまとめていきます。
これから就職をと考えている方には、かなり酷な情報になると思いますので、覚悟して読み進めてください。
また、その低い就職率をどうすれば高めることができるのか。その方法までを最後にまとめていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
高校中退での就職率を徹底分析
この記事の最初でもお話ししたとおり、高校中退での就職率はかなり低いです。
では、具体的にはどれくらいなのか。まずは、高校中退後の2年以内で、どんなことをしているのか調査した結果を見てみましょう。
引用:内閣府「若者の意識に関する調査(高等学校中途退学者の意識に関する調査)」
「仕事をしている」と答えたのは56.2%、「仕事を探している」のは13.6%でした。
ですが、働いているというのは、全てが正社員というわけではありません。たとえそれがアルバイトだったとしても、それは働いているに含まれるのです。
では、「働いている」と答えた方の中で、どれくらいが正社員だったのか、その結果がこちらです。
引用:内閣府「若者の意識に関する調査(高等学校中途退学者の意識に関する調査)」
なんと77.2%は「アルバイト・パート」として働き、「正社員・正職員」はわずか17.1%でした。
つまり、高校中退で働いている人は多いとはいえ、正社員は6人に1人ほど。高校中退での就職率はこんなにも低いのです。
高校中退者はずっと非正規で働いている確率が高い
ただ、先ほどのデータは、高校中退後2年以内の方に行った調査の結果です。
2012〜2017年卒業 | ||
---|---|---|
男性 | 女性 | |
学卒就職正社員定着 | 6.6% | 1.5% |
その他正社員定着 | 10.6% | 3.5% |
正社員転職 | 3.5% | 0.3% |
正社員一時非典型 | 0.3% | 0.0% |
他形態から正社員 | 6.3% | 2.5% |
非典型一貫 | 31.1% | 34.5% |
正社員から非典型 | 2.4% | 2.0% |
自営・手伝い | 3.1% | 1.1% |
無業 | 34.4% | 51.5% |
無回答・経歴不詳 | 1.7% | 3.2% |
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現場③」
上記のデータは、最終学歴が中学卒業で、在学中の方や専業主婦(夫)を除いた就業状況です。
転職や社員登用で就職できた方までを合わせると、中学卒業での男性の正社員の割合は27.3%、女性だと7.8%となります。
この割合だけだとわかりにくいので、参考として、同じ調査での大学卒業者の就職率を紹介しておきましょう。
数年たったとしても、結局は就職率は低いまま。高校中退者は働くにしても、アルバイトや派遣社員で働く方がほとんどなのです。
高校中退での就職率を極限まで高めるたった1つの方法とは
残念ながら、高校中退での就職率はかなり低いということが、調査結果からも明らかになっています。
文部科学省が発表したデータによれば、平成30年度の高校中退率は1.4%です。高校を卒業するのが当たり前の時代なので、高校を中退した人間を採用しようという企業は少ないというのが現状と言えます。
しかし、皆さんはすでに高校を中退した身、あるいはこれから中退しようと考えている方です。
そこで、高校中退の方でも、就職率を90%以上にできる方法を1つ紹介しておきます。
それは、JHR就活エージェントを活用する方法です。
引用:JHR転職エージェント
JHR就活エージェントは、学歴に関係なく、20代までの方の就職活動のサポートを行っています。
内定率はなんと92%もあり、また満足度も96%と業界でもトップクラスの実績です。
東京・大阪の2拠点で求人数は5,000件あり、中には上場企業や有名企業の名前もあります。
詳細はWebサイトで確認できますので、本気で就職を考えている方は以下のボタンからチェックしてみてください。
以上です。
高校中退の皆さんにとって、正社員になるということはかなり大変なことです。しかし、努力すれば必ず就職先は見つかりますので、腐らずに頑張りましょうね。
おわり