「フリーターはブラック企業にしか就職できないらしい…。だったらフリーターのままでいた方が良いけど、本当にブラック企業しか就職できないのかな。」
ブラック企業。
それは、長時間労働やヤバい設定のノルマ、残業代の不払いやパワハラの横行など、全体的なコンプライアンスが低い会社のことだと、厚生労働省は定義しています。
なぜフリーターはブラック企業に就職しているのか。この記事では、その理由を明らかにし、またどうすればそのような企業に勤めずに済むのかまでをまとめていきます。
ブラック企業に就職しても、何も良いことはありません。就職するなら優良企業に勤めてほしいので、フリーターの皆さんはぜひ参考にしてください。
フリーターの多くがブラック企業に就職している理由
日本には、約170万ほどの会社があります。
その中には、従業員思いのとても良い企業もあれば、社員を奴隷のように扱う企業もあり、大半の時間を使うことになる就職先選びは、人生をも大きく左右するものです。
その理由ははっきりしています。なぜなら、フリーターからの就職はとても難しく、ブラック企業を選ばざるをえないからなのです。
就職が難しさがフリーターをブラック企業に導くわけ
『フリーターから就職は難しい?【できないと感じるリアルな実態とは】』にもまとめていますが、フリーターが正社員になるのはそう簡単なことではありません。
この一連の流れから抜け出せないので、フリーターの多くがブラック企業に就職しているのです。
「競争率の低い求人≒離職率が高いor条件が悪い」のが普通ですからね。つまり、よほど優秀でない限り、フリーターはブラック企業に就職するしかないのです。
とはいえ、それを回避する方法がないわけではありません。
ということでここからは、その具体的な方法についてまとめていきます。
フリーターがブラック企業を回避するための3つの方法とは
お話ししたとおり、フリーターの皆さんの多くはブラック企業に就職することになります。
ですが、すべての方がそうとは限りません。中には、フリーターでも優良企業に就職する方もいますので、人生を諦めるのはもう少し後にしましょう。
そのポイントとなるのは以下の3つです。
- できる限り就職活動を早める
- ハローワークは利用しない
- 優良企業がある求人サイトの活用
できる限り就職活動を早める
まずは、今すぐにでも就職活動をスタートしてください。
というのも、フリーターの期間が長いほど就職率は低下していく、という調査結果があるので、できるだけ早い方が一番高い確率で就職できることになります。
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構『大都市の若者の就業行動と意識の分化−「第4回 若者のワークスタイル調査から」−』
グラフで見るとはっきり分かりますが、年数が増えるとだんだん就職率は下がっていますよね?
1年以内ならまだ良いですが、すでに数年間フリーターをしているのであれば、尚更早めに行動することが絶対条件と言えます。
ハローワークは利用しない
求人を探したいとき、1番に思いつくのはハローワークではないでしょうか。
しかし、ハローワークはその性質上、ブラック企業の割合が多いので、はっきり言って避けた方が無難です。
その理由は『ハローワークはブラック企業ばかり?【良い求人の見分け方とは】』にまとめています。
優良企業がある求人サイトの活用
ハローワークで求人を探せないとなると、民間企業が運営している求人サイトしか方法はありません。
ですが、求人サイトもピンキリです。中には、ブラック企業が多いサイトもありますので、しっかりと見極めなくてはいけません。
ただ、そう言われても、どの求人サイトを利用すれば良いかわからないと思います。
そこで、皆さんにおすすめのものを1つ紹介しておきます。それは、就職支援サービスのJAIC(ジェイック)です。
引用:優良企業20社と書類選考ナシで面接ができる就職イベントを開催!就職ならジェイック!
ジェイックは、フリーターの方を対象に就職活動のサポートをしています。
求人の紹介はもちろんですが、就活の知識や能力を身に付けられる就職講座や、面接対策などを無料で受けることができます。
ジェイックの一番良い点は、紹介する求人はすべてジェイックのスタッフが事前にしっかりと調査していて、ブラック企業を紹介しないように徹底していることです。
厚生労働省からは「職業紹介優良事業者」として認定されているほどですので、詳細はWebサイトでチェックしてみてください。
以上の3つのポイントを押さえていれば、ブラック企業に就職する確率はかなり少なくすることができます。
ただ、何度も言いますが、とにかく就活を始めなくては就職することはできません。優良企業に就職したいなら、まずは行動を始めることがとても大切ですよ。
おわり