専門学校を中退すると就職できない?【実際の就職率を紹介します】

「専門学校を中退すると就職できないって聞いたけど、本当なのかな。」

 

高校生のとき、皆さんは目指している職業があったから、専門的な知識を学べる専門学校を選んだのではないでしょうか。

大谷
ですが、人の夢や目標は割とすぐに変わるものです。特に若いうちは、やろう!と強く決意していたことでもすぐに興味がなくなってしまう、なんてことはよくあることです。

 

そこで皆さんは専門学校を中退することになるわけですが、そこで悪い話を聞くことになります。

それが、専門学校を中退したあとは就職ができないという噂です。この記事をご覧の皆さんも、おそらくそんな話を耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?

 

そこでこの記事では、専門学校を中退すると本当に就職できないのか検証するために、実際の就職率をアンケート結果を元に紹介します。

また、どうすれば高い確率で就職できるのか、飛躍的に就職率を高める方法までをまとめますので、ぜひ参考にしてください。

 

専門学校中退は就職できない?実際の就職率とは

ある調査では、専門学校の中退者の割合は全体の13.5%という結果が出ています。

つまり、7〜8人に1人が専門学校を卒業せずに、何らかの理由で中退しているわけです。ですので、中退はそこまで珍しいということではありません。

 

では、そんなに珍しくもない専門学校中退が本当に就職できないのか。実際に専門学校を中退した方に行ったアンケート結果を元にした就職率を見てみましょう。

正社員非正規
専門・短大・高専卒業48.8%23.4%
専門・短大・高専中退24.5%40.6%

引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究

 

2012年の調査では、正社員就職率は24.5%でした。

逆に非正規は40.6%ですので、正社員よりもアルバイトや派遣といった非正規で働く方の方が多いということですね。

 

一方で、専門学校を卒業した場合だと、正社員就職率は48.8%ですので、中退するとほぼ半分の割合でしか正社員になれていません。

つまり、結論としては、専門学校を中退すると『就職はできない』ではなく『難しい』という表現が正しいです。

 

専門学校中退だと就職できない3つの理由

専門学校を中退すると、正社員としての就職率は24.5%で4人に1人というところです。

大谷
卒業生と比べると半分の割合ですので、中退すると就職はかなり大変ということが伺えますね。

 

とは言え、何でこんなにも就職率が悪くなるのか不思議ですよね?

これには、以下3つの理由が関係しているのです。

  • 最終学歴が高卒(中卒)になる
  • 専門学校中退者のイメージが悪い
  • 中退した理由を明確に説明できない

 

最終学歴が高卒(中卒)になる

専門学校を途中で辞めると、最終的な学歴は高校を卒業していれば高卒、高校も卒業していなければ中卒です。

この学歴が、就職率を大きく下げている原因となっています。

 

というのも、日本では今も大学卒業を基準に応募の足切りをしている企業が多く、そうなると高卒や中卒の皆さんでは応募すらできないのです。

条件がいい、あるいは大企業ほど、より優秀な人材に応募してもらうために大卒を条件にしているので、選べる求人が限られて、皆さんの望む求人が見つからなくなるわけです。

 

専門学校中退者のイメージが悪い

専門学校は、大学よりもある特定の職業に特化した勉強を行うところ。つまり、自分が将来、どんな仕事につくのか明確にイメージして入学しているわけです。

大谷
ですが、自分が描いた目標をたった数ヶ月・数年で諦めてしまう、というのは、イメージ的に良くないですよね?

 

中退者は、「長く続かない人」「中途半端な人」というレッテルをどうしても貼られてしまうので、長く働いてもらう前提の正社員には向いていない、と思われてしまうのです。

 

中退した理由を明確に説明できない

同じ専門学校中退でも、それぞれに理由はまったく違います。

金銭的に厳しいから中退した、あるいは学業についていけなかったなど、色々と事情はありますもんね。

 

ただ、以下のような理由で中退した場合、就活の面接ではっきりと理由を言えなくなるケースが多くなります。

  • 想像していたのと違った
  • やりたいことが分からなくなった
  • やる気がなくなった

 

どれも前向きな辞め方ではないので、マイナスイメージにしかなりませんからね。

この中退の理由説明のハードルが高いことも、就職率を悪くしている大きな原因となっているのです。

 

以上が、専門学校中退者が就職できない理由です。

皆さんが既に中退しているのなら、これらを乗り越えていかなければ就職することはできません。

 

専門学校を中退してからの就職率を飛躍的に上げるための方法とは

専門学校中退者は、そのイメージの悪さや応募条件による足切りにより、なかなか就職先が見つからないケースが多いです。

大谷
それは皆さんも例外ではありません。ですので、ただ闇雲に就活をがんばっても、就職できない可能性はかなり高いのです。

 

では、どうすれば24.5%という低い就職率をかいくぐって正社員になれるのか。早速、答えを発表します。

専門学校中退者の就職をサポートしている就活エージェントを利用する

 

たったこれだけです。
専門学校中退者を対象に支援している就活エージェントを使えば、倍以上の高い割合で就職することができるのです。

 

でも、就活エージェントってたくさんありますよね?

確かにインターネットで検索すると、エージェントはかなりの数があります。そこで皆さんにおすすめのものを1つ紹介しておきますね。

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また、カウンセリングから求人の紹介後、すぐに面接にいけるので、書類審査なしで就活を進められます。
詳細はWebサイトをチェックしてみてください。
追記

新型コロナウイルス拡散防止のため、Zoomや電話で相談が可能なので出回ることなく就職先を見つけることができます。

 

以上です。

専門学校を中退すると、就職できなくはないですがなかなか大変なのは間違いないです。出来るだけ高い確率で就職できるように、積極的にエージェントを使っていきましょう。

 

おわり