「公務員って安泰っていうから気になってるけど、大学中退でも就職できるのかな。」
真面目で硬いイメージがある公務員という仕事は、今でも人気の高い職業です。
そこで今回の記事では、大学中退した方でも公務員になれるのかといった疑問や、給料やおすすめの勉強法、公務員のメリット・デメリットまで含めてまとめていきます。
民間企業か公務員かで悩んでいる方には、かなり参考になる内容なので、気になる方は読み進めてくださいね。
大学中退から公務員には就職できるの?
結論、大学を中退していても、公務員にはなれますから安心してください。
これは、国家公務員でも、地方公務員でも同じです。
というのも、公務員は公平性を保つために、極力、一定の学歴で受験資格の有無が決まることがないようにされているんです。
公務員に学歴の縛りはない
そう言われても、少し疑ってしまう方もいるはず。では、実際に募集要項をチェックして確認しましょう。
▼令和2年度福岡市職員(上級,消防吏員A等及び社会人経験者)採用試験等について
赤枠に書かれているのが受験資格ですが、学歴に関する内容は書かれていませんね。
確かに、仕事内容によっては、専門知識が必要なこともあります。そのような仕事では、一部、「大学での専攻」が問われますが、基本的には掲載されていないのです。
紹介したのは地方公務員でしたが、国家公務員にも、高卒の学歴があれば受けられるものもあります。
なので、大学を中退したからといって、公務員を諦める必要はないってことです。
年齢制限はあるので注意
先ほど掲載した福岡市の要項にも、年齢制限が設けられていました。
この年齢制限は各部門で違いますが、大体22〜34歳が基準です。
年齢はどうしようもありませんから、公務員になりたいなら、若いうちにチャレンジしましょう。
大学中退から公務員に就職した場合の給料
平成30年度の国家公務員の平均年収は約686万円と発表されています。
- 月収:41万7230円
- ボーナス:185回(年2回の合計)
平成30年でのサラリーマンの平均年収は441万円でしたので、公務員の収入は比較的多いと言えます。
では、大学を中退した人と、大学を卒業した人では給料に違いはあるか気になるところですね。
大学卒業と高校卒業では。初任給に違いがありますね。
つまり、大学中退した場合は高卒ですから、給料が少なくなるようです。
YouTubeに、学歴による公務員の給料の格差を詳しくまとめた動画があるので、そちらも参考にしてください。
動画内では、「生涯年収には大きな違いはない」と話しています。が、これは高卒は大卒よりも、労働年数が4年間ほど長くなっていることが原因です。
やはり、大学中退と大卒の間には、毎月の給料の差があるってことですね。
大学中退から公務員に就職するためには
地方公務員を目指すか、それとも国家公務員にするかで、難易度は全然違います。
仮に国家公務員、特に一種であれば、難易度がめちゃくちゃ高いので、もし目指すのなら、自力では無理です。なので、専門学校や予備校に通うのがベストでしょう。
ですが、最近の新型コロナウイルスの影響もあり、通学して学習するのは難しいところがありますよね?
そこで、オススメしているのが、オンライン型の公務員試験対策です。
特にスタディングは完全オンライン化されていて、比較的費用もお得です。公務員を目指すなら、活用するようにしてください。
公務員になる?メリット・デメリットについて
その前に、あなたは本当に公務員になりたいのか、そこをしっかりと考えた上でチャレンジしてくださいね。
ということで、メリット・デメリットをまとめていきますから、参考にしてください。
メリット
以下の2つがあります。
- 失業するリスクがない
- 給料が安定している
この2つは、民間ではどんな大企業でさえ絶対にあり得ない特徴です。
むこう30〜40年は働き続けるのですから、安心して働ける環境が揃っている公務員は、今でも人気の職場です。
デメリット
デメリットをまとめた動画があるので、チェックしてみてください。
以上です。
メリット・デメリットを踏まえた上で、どうするか検討してみてください。
また、考えた上で、公務員ではなく民間企業に就職するなら、その方法をまとめた記事があるので、下記記事を参考にしてください。