「就職について何にもわからないから、フリーターのキャリア相談を受け付けてるところないかな。」
専門学校や大学などの学生なら、学校ごとにそれぞれ相談ができる窓口があります。
しかし、フリーターにも就職やキャリアに関する相談ができる場所はあります。
今回はその場所をピックアップしポイントをまとめていくので、就職について悩んでいるフリーターの皆さんはご覧ください。
フリーターが就職・キャリア相談できるところをピックアップ
早速ですが、フリーターの皆さんがキャリア相談できるところを紹介します。
この3つです。それぞれどんなサービスなのか、簡単にまとめていきます。
ハローワーク
ハローワークは、厚生労働省(国)が運営する職業紹介所です。民間と比べて求人の数は圧倒的に多く、どの世代の方でも無料で利用できます。
主な業務は求人の紹介ですが、職員が就活のサポートやキャリア相談にも応じてくれています。
ジョブカフェ
都道府県が運営する、若者をターゲットにした就職支援の施設です。
正式な名称は各都道府県ごとに違っていて、例えば東京なら「東京しごとセンター」、広島なら「わーくわくネットひろしま」と、クセのある名前もチラホラ。
キャリア相談から求人紹介まで行っていて、地元密着型の職業紹介所というイメージです。
就職エージェント
民間企業がそれぞれ運営しています。有名どころはリクナビやdodaで、求人を出した会社が成功報酬を払っているので、利用者は無料で使うことができます。
キャリア相談から求人の紹介はもちろんのこと、企業との連絡調整や交渉ごとまでを肩代わりしてくれる点が魅力。
以上が、就職やキャリア相談ができる場所です。
フリーターが就職・キャリア相談するなら就職エージェントがおすすめ
ここまで、3つの相談場所をピックアップしました。が、結論として、どれか1つを選ぶなら就職エージェントで間違いありません。
そうはっきり言える明確な理由が2つあります。
- 求人の質
- キャリアアドバイザーの質
求人の質
ハローワークは税金を使って運営されています。なので、求人を出す会社は、お金を払わなくても人材募集することができるのです。
タダなので求人数だけは多いですが、その数の多さから、すべての求人内容をチェックできていないのが現状。つまり、誰もが嫌がるブラック企業が多いというデメリットがあります。
また、同じくジョブカフェも、ベースの求人はハローワークと同じなので、求人の質としては同じと考えて良いでしょう。
詳しくは『ハローワークはブラック企業しかない?悪い求人が多くなる4つの理由』にまとめたので、そちらを参考に。
一方の就職エージェントは、企業が100万円前後、あるいはそれ以上のお金を払って人材募集しています。
つまり、それだけ会社に資金的にも体力があって、経営が順調な証拠とも言えるのです。
キャリアアドバイザーの質
ハローワークとジョブカフェの職員の多くは、正規雇用ではなく非正規、つまり契約職員。なので、言ってみれば、非正規が非正規にアドバイスしているようなものなのです。
また、公務員が出向してアドバイザーを勤めていることもあり、キャリア支援の経験がない職員が担当する場合もあります。
反対に就職エージェントは、今の業界の流れや知識も豊富です。
また、アドバイザー本人が民間企業で働いていることを考えれば、ハローワークやジョブカフェの職員よりも有益な情報が得られるでしょう。
とは言え、就職エージェントにもたくさんの数があるので悩んでしまうかもしれません。
なので、おすすめのエージェントを『大学中退の元フリーターがおすすめの就職エージェント|各サイトのポイントと内容』にまとめたので、そちらを参考にしてください。
以上です。あとは皆さんが一歩踏み出すかどうか?だけですので、頑張っていきましょうね。
おわり。