「男だけど一生フリーターとして生きていきたい。けど、なんとなく不安はあるし、まわりからどう思われるか心配…。」
別に一生フリーターだったとしても、生きていくことは全然できます。なので、本人がそれで良いなら、一生フリーターでも問題なしです。
この記事では、男性が一生フリーターで過ごすとどうなるか、世間のイメージや未来についてまとめていきます。
ぼんやりとした不安があってなかなか覚悟ができていない方は、必ず最後まで読んでください。
男性が一生フリーターはアリ?
答えとしては全然アリです。
私も20代の頃、フリーターだったことがあるので否定はしないし、実際、40代や50代でもフリーターだという男性は多いです。
正社員で働くのも自営業も、アルバイトもニートも、日本では自由に選ぶ権利が全員にあります。
なので、あなたがOKというなら、フリーターで一生を追えても問題はないのです。
ただ、世間体は絶対に良くはありません。
- どうして就職しないんだろう…
- 働かないのは逃げ癖があるからじゃないか…
- 実家暮らしでいつまで親に頼るつもりなのか…
- 将来、生活保護を受けなきゃ良いけど…
多い少ないは人によって違いますが、このようなイメージは必ず持たれます。
正社員とアルバイトの決定的な2つの関係
でも、フリーターというだけで、どうしてそんなイメージをされないといけないんですかね?
それは、正社員とアルバイトにこの2つの関係があるからです。
会社によってその差の大小はありますが、この関係はほぼ間違いなくあります。
だって、給料が高くないと誰も正社員にはなろうとしないし、責任が重くないと正社員の給料が多い意味がわからないですしね。
ですが、一般的にはアルバイトより正社員の方が収入も責任も大きいので、フリーターと名乗るだけであなたへのイメージは悪くなってしまうのです。
一生フリーターなら覚悟しなくてはいけない4つのこと
親や親戚、友達や隣人にどう思われても関係ない!自分はフリーターでも恥ずかしくない!
そう思う方は、自分の自由なので一生フリーターでもOKです。
ですが、その代償は大きいです。この4つことだけは絶対に覚悟しておくようにしてください。
- 結婚はできないし子供もいない
- 大きな買い物はできない
- 両親に死ぬまで心配をかける
- 生活保護、もしくはホームレス
結婚はできないし子供もいない
今は女性も働く時代なので、男がフリーターでも相手次第で結婚することはできます。
ですが、それはかなりの少数派。やっぱり女性は働く男性を求めていることが多いですし、もしあなたに彼女がいるなら内心はそう思っているでしょう。
働けない期間中のお金や収入の大小を考えると、やっぱり男性には就職していてほしい、というのが女性の本音だと思います。
そして、結婚ができないということは、子供がいないということにも繋がります。
フリーターとして生きるなら、結婚と子供はいさぎよく諦めてください。
大きな買い物はできない
スマホゲームに課金したり、アニメをレンタルして見る。このようなことは、そこまでお金のかかることではないので、フリーターで収入が少なくても大丈夫です。
しかし、例えば車や家などは、一生に何度も買わないものには数百万、数千万のお金がかかります。
稼ぎが少ないフリーターは、こうゆう大きな買い物は諦めなくてはいけないでしょう。
ローンすれば買えるじゃん!と思うかもしれませんが、そのローンを組んでくれる金融機関や会社がありません。
なぜなら、フリーターがいつ職を失うかわからないグラグラな立場なので、正社員とは違って気軽にお金を貸せないからです。
フリーターはよく「社会的信用がない」と言われますが、社会的信用とはイコールお金。
毎月の収入が少なく、しかも安定しない可能性が高いということでは、クレジットカードすらまともに作れない可能性が高いのです。
両親に死ぬまで心配をかける
人間の寿命を考えれば、親は先に亡くなります。そして亡くなれば、どんなに思っていても、自分の子供を助けてあげることはできません。
怪我や病気をしたらどうするんだろうか…
老後はちゃんと生活していけるんだろうか…
亡くなるギリギリまで、きっとあなたのことを心配するのではないでしょうか。
そして、老後でもアルバイトや節約をして、少しでもあなたにお金を残しておこうとするかもしれません。
フリーターはあなただけではなく、関わるまわりにも大きな影響を与えることを意識しておきましょう。
生活保護、もしくはホームレス
フリーターは働いた分しか収入がありません。なので、怪我をして働けなくなれば、お金が入ってこないですよね?
そうなると、最後のセーフティネットとなる”生活保護”で、皆さんに支えてもらうしかなくなります。
ですが、生活保護は全員が絶対にもらえるものではありません。
- 資産を持っていない
- 働くことができない
- 他に受けられる公的支援がない
- 親族から支援が受けられない
※詳しくは『フリーターは将来、生活保護で暮らせる?【頼るのはリスクしかない】』で解説しています。
厳しい審査を通って、ようやく受けられるのが生活保護です。税金を使っているので、そんなにホイホイと渡せないですからね。
フリーターはそうなる可能性が高いから、世間の視線は冷たくなり、イメージが悪いのです。
他にもまだありますが、詳しくは『ずっとフリーターでいたい?フリーターの末路と7つの辛い将来』にまとめたので、そちらを読んでください。
以上が、フリーターとして一生過ごすなら覚悟しなくてはいけないことです。
あとはあなたが選ぶだけだけです。忠告はしましたので、あとはあなたの責任で決めてください。
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以上、男性は一生フリーターでもいいのかお話ししました。
フリーターは覚悟が入ります。その覚悟をしっかり決めて、フリーターを選んでくださいね。
おわり。