「就職はしたい。でも、今までずっとニートだったから、正社員になれるか不安…。」
高校生や専門学校生、大学生であれば、進路相談室や友人など、就職について色々と話ができる人がいますから、就職活動もなんとか頑張っていけます。
しかし、学生でなければ、就活は自分1人で考え決め、そして行動していかなくてはいけません。悩みや不安を共感しあえる仲間もいないので、「本当にこれで良いのか?」と自分に問いながら進めていくことになります。
何ヶ月も何年もかけて頑張ったけど正社員になれず、30代をすぎ40代になってもニートのまま…。そんな方も世の中には大勢いるのです。
せっかく皆さんが、ニートから正社員になろう!と思い、インターネットで検索までしているわけですから、この記事をご覧の方には、必ず就職してほしい。
そこでこの記事では、ニートが就職するための就活方法を4つ紹介し、それぞれのメリット・デメリットと就職の確率までまとめていきます。
就職活動は、皆さんがいくら頑張ったとしても、方法が間違っていれば結果はでません。
出来るだけ高い確率で正社員になれる方法を選び、そのやり方で取り組むことが、就職までの1番の近道なのです。
就職したい…。そう思っているニートの皆さんには、必ず参考になる内容ですので、是非読み進めてください。
ニートから正社員は可能?1年間で就職できた割合を調査
ニートである皆さんは、今のところ、アルバイトもしていない状況ですよね。
働いてもいないのに、いきなり正社員として勤めることができるのか、というか、ニートから就職できた人が世の中に入るのか。その辺りはとても気になるところではないでしょうか。
では、その疑問を解消するために、ある調査結果を紹介しましょう。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構は、1年前ニートだった方が現在どのように変わったのかを調査していまして、その結果がこちらです。
正規職員・従業員 | アルバイト | 派遣社員 | 契約・嘱託・その他 | 自営業・自営手伝い | 家事等が主で有業 | 求職者 | 非休職無業者 | 独身・家事 | その他無業 | |
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15〜34歳男女合計 | 18.0% | 10.5% | 3.4% | 5.2% | 1.4% | 0.9% | 17.6% | 40.5% | 1.9% | 0.4% |
参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現場3」
なんと、18%の方が「正規職員・従業員」になっていました。
しかしよく見ると、「求職者」が17.6%と就職できた方と同じくらいの割合でいますので、やはり就職活動のやり方を間違ってしまうと、いつまでも仕事探しに明け暮れる危険性もあります。
では次は、具体的にニートが就職するためにはどうゆう方法があるのか、その内容に進んでいきましょう。
ニートから正社員になるための就活方法4選とその確率
5人に1人ほどの方が、ニートから就職していますので、皆さんにもできないわけではありません。
ということでここからは、正社員になるためにはどんな方法があるのか、メリット・デメリットとそれぞれの確率も踏まえてまとめていきます。
- アルバイトから始める
- 派遣社員として働く
- 公的な就職支援を利用する
- 就職エージェントを利用する
アルバイトから始める
すべての職場というわけではないですが、アルバイトから正社員に変われる正社員登用制度という仕組みがあります。
この制度を使えば、バイトからスタートしても就職はできますので、就活の1つの選択肢として十分考えられます。
メリット
ニートの皆さんは、今現在働いていませんから、いきなり正社員として働くことに多少の不安はあると思います。
ですので、1日4時間程度の短い時間から身体を慣れさせて、徐々に長い時間にシフトすると、ストレスや負担も少なく正社員になれるはずです。
デメリット
あくまで雇い主はバイトとして雇いますから、確実に就職できるわけではありません。また、なれるとしてもいつ正社員になれるかもわからないのが一番怖いところです。
ちなみに、厚生労働省の労働経済動向調査では、過去1年間(2019年2月〜2020年1月)の間で、非正規雇用の方が正社員になれた割合としては51%というデータが残っています。
ただし、これはアルバイトだけではなく、契約社員なども含めた数字ですから、バイトだけに絞るとまだまだ低い割合になることが予想できます。
派遣社員として働く
派遣には、紹介予定派遣という特殊な方法があります。
これは、派遣終了後に正社員として採用するかを検討することを前提に勤務してもらう仕組みで、派遣社員から正社員になるのであれば必須の方法です。
メリット
短時間もありますが基本的にはフルタイムですので、アルバイトよりは正社員に近い労働形態です。
責任や仕事量も、アルバイトよりは多くなる傾向にありますから、就職前の予行練習としてはかなり良いでしょう。
また、派遣期間は3〜6ヶ月もあるので、しっかりと職場の仕事・雰囲気を経験できて、自分の希望とマッチしているかを査定できるのも大きな魅力と言えます。
デメリット
最大のデメリットは、正社員になれた割合があまりも低い点です。
その割合は約14%ほどで、圧倒的になれない可能性が高く、正社員になるためには、何度も新しい職場で派遣社員から始めなくてはいけません。
また、紹介予定派遣の案件自体が少なく、派遣先は派遣会社が勝手に決めるので、事前に皆さんが選ぶ権限はありません。
公的な就職支援を利用する
国や都道府県でも、ニートの方の就職支援をしているサービスがいくつかあります。以下がそのサービスです。
- ハローワーク
- 職業訓練校
- ジョブカフェ
それぞれの地域に設置されているので、全国どのエリアでも利用できます。
ちなみに、職業訓練校もジョブカフェも、ハローワークのデータベースを使って求人を探すことが可能です。
メリット
最大のメリットは、すべての年齢で利用することができること。そして求人の数が圧倒的に多い点です。
ハローワークだけでも、年間で150万人前後の方が就職しています。それだけの圧倒的な求人を用意できているのは、全国にネットワークを持っている強みでしょう。
デメリット
ハローワークでは年間150万人前後が就職していますが、すべての方が正社員というわけではありません。正社員だけなら約30万人ほどで、それ以外の120万人はアルバイトや契約社員など非正規の社員です。
ですので、ニートの皆さんが就職に関する相談をした場合、「アルバイトから始めてみては?」と提案される可能性は非常に大きいです。
また、ハローワークの仕組み上、労働環境が良くない、いわゆるブラック企業が多い点もマイナス面の1つ。
就職率については、平成28年度の新規求職者518.9万人、正社員就職30.8万人から計算すると約5.9%。20人に1人ですから、めちゃくちゃ低いですね…。
参考記事
就職エージェントを利用する
就職エージェントとは、就活のプロのキャリアアドバイザーが、就職活動の始まりから終わりまでを全面的にサポートしてくれるサービスのことです。
ヒアリングをした上で企業とのマッチングまでを行っていて、完全無料で利用できるので、今では多くの就職・転職希望者が使っています。
メリット
最大のメリットは、就職成功率の高さです。
選ぶエージェントにもよりますが、大体は80%以上の成功率で、しかもアルバイトや契約社員ではなく、必ず正社員として就職できる点も大きな魅力です。
また、エージェントに求人を登録している企業は、かなり高額な紹介料を払っているくらいですので、優良な会社が多いこともあります。
デメリット
公的な就職支援サービスと違って、全国では展開していないことが多く、全員が利用できるとは限りません。
また、求人の数もハローワークに比べるとかなり少なく、企業側もある程度の条件をつけていますので、ニートの皆さんには紹介できる求人がないと言われるケースもあります。
以上、ニートが就職するための就活法4つとその確率についてまとめました。
ここまでを踏まえた上で、本気で就職したい皆さんはどうするべきなのか。その結論と具体的な方法をこれから紹介していきましょう。
就職したいニートにもっともおすすめの就職活動のやり方とは
ニートから正社員になるには色々と方法があるわけですが、選択次第で結果は大きく違ってきます。
しかし、決めるのは皆さんの自由ですので、バイトから始めるのか、職業訓練校に通うのかは、それぞれ好きなように選んでください。
ですが、結局どうすれば良いのかわからない!という方には、僕は絶対に就職エージェントを利用するようのおすすめします。
その理由はもちろん、圧倒的な就職率の高さです。他の方法では、そこまで高い確率で正社員にはなれませんから、就職したいならエージェントで間違いありません。
そこで、ニートの皆さんにおすすめの就職エージェントを紹介しておきます。おすすめは、ニートや非正規の方向けのエージェントJAIC(ジェイック)です。
引用:就職後も手厚いフォロー!就職後の定着率94.3%!就職ならジェイック!
ジェイックの利用者の就職率はなんと81.1%で、さらには仕事の定着率も91.3%と業界トップクラス。これは、すべて正社員としての就職で、アルバイトなどの非正規は全く含まれていません。
皆さんの状況に合わせた就職講座の開催や、ブラック企業を紹介しないように徹底的に取り組んでいる結果が、これだけの高い実績を生み出しています。
また、履歴書などの書類審査もいらないので、経歴がまったくないニートの皆さんでも何の心配もありません。
以下のボタンからWebサイトをチェックできますので、詳細はそちらでご覧ください。
以上です。皆さんの就職活動が成功することを願っています。
おわり