「フリーターのままでい続けたら最悪なことになるって話は聞くけど、実際のところどうなんだろう。イメージができないから、将来どうなるのか具体的に教えてほしい。」
フリーターは働きたいときに働けますし、アルバイトなので大きな責任もなくて楽ですよね。
とは言え、本当にこのままフリーターでい続けていいのでしょうか?
厳しいことを言いますが、フリーターの末路はとても最悪です。もしこのままずっとフリーターでいるのなら、強い覚悟は必要だと思います。
そこでこの記事では、フリーターの将来がどうゆうものなのか具体的にまとめていきます。
また、フリーターから正社員になるための方法までをお話しししますので、なんとなく将来に不安を感じているフリーターの皆さんは是非お読みください。
フリーターの末路は最悪?具体的な7つの未来
冒頭でもお話ししたように、フリーターの末路はとても最高とは言えません。
僕も20代前半はフリーターで、その当時はまったくそんな意識もありませんでした。しかし、よくよく考えて「このままだとヤバイな…」と心底思うようになって、就活を始めたのを覚えています。
その末路を7つの項目に分けてまとめていきます。
- 年下との関係に疲れる
- 将来も生活レベルが変わらない
- 働き続けなければ生活ができない
- 就職したくてもできない(できてもブラック企業)
- 同級生との付き合いがなくなる
- ずっと独身で居続ける
- 親に心配をかけさせ続ける
年下との関係に疲れる
現在は、皆さんも年齢的に若いので、まわりのアルバイトも同じような年齢層、もしくは少し上といったところではないでしょうか。
しかし、これが30代後半や40代ともなれば、同じアルバイトでもほとんどが一回り以上年下となります。さらに言えば、一回り年下の正社員が働き始めることになるのです。
また、年下の上司にあたる正社員からは、命令や指示をされるようになるわけですよね。年下に気を使いながらアルバイトをしなくてはいけないのです。
将来も生活レベルが変わらない
アルバイトは、働いた時間だけ収入が入る時間給労働です。
当然、労働時間には限りがあります。となると時給がとても重要なのですが、アルバイトの時給は年齢と共にそこまで上がっていくものではありません。
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現場③」
年齢が上がれば継続年数も増えるので、多少の時給アップはありますが、とは言え100〜200円程度です。
どれだけアルバイトを頑張っても、1時間でジュース1本買えるくらいしか収入が増えないわけですから、将来も生活のレベルは変わるはずがありません。
働き続けなければ生活ができない
先ほど紹介した通り、アルバイトはせいぜい1時間で100〜200円ほど時給が増える程度です。
つまり、将来貯金に回せるお金も、今とほとんど変わりはありません。
ですので、年金だけでは老後の生活ができずに、70歳を超えてもなお毎日働き続けなくては生活できない可能性は高いのです。
ましてや、長期の入院が必要にもなれば、それまでに貯めた少ない貯金から生活費と入院費を捻出しなくてはいけないので、怪我や病気をすればそれだけで生活の危機になります。
老後の貯金については、『フリーターの老後の貯金はいくら必要?【どんな暮らしになるのか?】』にもまとめています。
就職したくてもできない(できてもブラック企業)
「今はとりあえずフリーターをして、いつか困ったら就職しよう」と考えている方も割と多いですが、就職はそう簡単なものではありません。
というのも、『フリーターから正社員になれた就職率について徹底調査!』にもまとめましたが、就職率は20〜24歳の32.7%が一番高く、あとは年齢と共に減り続けているのです。
そうなれば、すぐに退職してまたフリーターからやり直しという、負の連鎖が始まるのです。
同級生との付き合いがなくなる
中学や高校、大学でできた友人とは、これからも同窓会などでも会う機会もあるはずです。
ですが、フリーターと正社員・自営業では、年齢が増すごとに話の内容にズレが出てきます。
会社員として働いている同級生であれば、以下のようなことを話題に話をするはずです。
- 結婚相手や家族のこと
- 仕事内容やキャリアについて
- 上司や部下の話題
- 株や投資などの財テク
- 今後の夢や目標について
若いうちは、そう違和感を感じることはありません。
しかし、30代や40代にもなれば、話題の違いは明らかなので、皆さんも同級生もお互いを敬遠することが多くなっていきます。
詳しくは、『フリーターが同窓会に行くとどうなる?【友達との格差が恥ずかしい】』をご覧ください。
ずっと独身で居続ける
フリーターでも結婚できないわけではありません。
ですが男性は、今でも家庭の生活を収入面で支えているケースが多いので、フリーターを結婚相手にしようと考える女性はかなり少数派です。
しかし、今は夫婦共働きが増えているので、それを望んでいる男性からは敬遠されますし、「一度は就職してほしい」と考えている男性も少なくないので、女性でもずっと独身の可能性は高いのです。
親に心配をかけさせ続ける
両親が健在なら、正社員にならない皆さんをいつまでも心配し続けるはずです。
普通に考えれば、親は先に亡くなります。「自分たちがいなくなったあと、生活していけるんだろうか…」と考えるのは、ごくごく普通のことだと思います。
その一方で、両親の介護が必要となり、介護費を十分に賄えないので自分で親の世話をしている、というフリーターも多いです。
そうなると、貯金もない上に十分に働くこともできないので、どんどん生活は苦しくなります。最悪の場合、嘱託殺人におよぶというケースもよくある話なのです。
以上がフリーターの末路です。
被害妄想にように思えるかもしれないですが、これが現実になる可能性はめちゃくちゃ高いので、今ここで受け入れてほしいです。
さて、フリーターとよく比較されるのは正社員ですよね?
ということで、次はフリーターと正社員の将来性の違いについてまとめていきます。
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フリーターと正社員の将来性を比較
フリーターという非正規の働き方に対して、正社員はいつも比べられることが多いです。
世の中的には、フリーターよりは正社員が良いというイメージも強く、おそらく皆さんもそう考えているのではないでしょうか?
そこで、フリーターと正社員、どちらに将来性があるのか比較してみましょう。
大きく違うのは、この2つです。
- 収入の圧倒的な差
- 失業のリスク
収入の圧倒的な差
一番違いがはっきりしているのは収入です。
これは、年齢を重ねるほど、将来の収入に大きな差が出てきます。その違いを、それぞれの時給で比べてみましょう。
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現場③」
フリーターは時給1,000円を超える程度ですが、正社員は40代後半になると男性は時給3,000円を、女性は時給2,500円を超えています。
約2.5〜3倍の差があるわけですからね。収入の将来性でいえば、正社員が圧倒的に有利なのです。
失業のリスク
2つ目の違いは、仕事を失うリスクの高さです。
現在、派遣会社大手パソナの会長である竹中平蔵さんが、以前テレビでこのように発言をしていました。
ですが、実はこれ以外にも違いはあります。その将来性の違いは、以下の記事にまとめましたので、気になる方はそちらをご覧ください。
正社員になれるボーダーラインの年齢と就職するための方法
フリーターの末路の1つにもまとめましたが、就職はいつの年齢でもできるわけではありません。就職率は年齢を重ねるごとに低くなっていくので、出来るだけ若いうちに就活した方が就職できる可能性は高いのです。
では、年齢的に何歳が正社員になれるボーダーラインか。
それは、世間的には30歳がその境界線だと言われています。
『フリーターは何歳まで許される?【いつまでもアルバイトでは危険】』に詳しく書きましたが、30歳以降は経験や実績も雇うかどうか?の判断材料になるので、それまでフリーターだった場合は一気に就職のハードルが上がるというのが主な理由です。
僕は26歳のときに就活をスタートしました。それでも、30社ほどの求人に応募してようやく就職先が決まったので、30歳がボーダーというのはよく分かります。
ボーダーラインを超えても就職できる方法
とはいえ、今は労働人口が少しずつ少なくなっている時代です。なので、30歳を超えても、フリーターから就職する方法はあります。
しかし、それでも若い方が確率は高いですし、選択肢が多いのも事実なので、ボーダーを超えてなくても出来るだけ早めに就活を始めるのが一番です。
そこで、フリーターの皆さんに正社員になれる可能性が高い就活方法を1つ紹介しておきます。
それは、就職支援サービスのJAIC(ジェイック)を活用した方法です。
引用:優良企業20社と書類選考ナシで面接ができる就職イベントを開催!就職ならジェイック!
ジェイックは、まだ正社員になったことがないフリーターの就活をサポートしていて、その就職成功率は81.1%と業界でもトップクラスです。
20代までしか支援していないエージェントが多い中、39歳まで利用できるのはジェイック以外にはほとんどありません。
また、紹介される求人は、すべてスタッフがしっかりと調査済みという、ブラック企業を徹底的に排除する取り組みも行っています。
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以上、フリーターの末路や将来性についてまとめましたがいかがでしたか?
若いうちはフリーターでも、特に問題はありません。ですが、年齢が高くなればなるほど、フリーターは色々な面でキツくなりますので、早めに就職しておくようにしましょうね。
おわり