フリーターがたどる末路とは?正社員の将来性と大きく違う2つのこと

皆さんは、フリーターが将来、どのような道をたどることになるのか想像したことはありますか?

 

僕は20代の頃、フルタイムのアルバイトをしていたので、いわゆるフリーター経験者です。

大谷
そこから、就職活動を経て正社員として就職をし、その後に転職も経験をしました。ですので、フリーターの良い面と悪い面、どちらも熟知しています。

 

その経験からはっきりと言えることは、フリーターは正社員に比べると明らかに将来的に大きなリスクがある、ということ。

もちろん、この意見には「反論したい!」という方も多いとは思います。しかし、現実的に考えれば、フリーターには将来的にリスクがあることに間違いはありません。

 

そこで今回は、現在すでにフリーターをしている、あるいはこれからフリーターになろうとしている方に向けて、以下の内容をご紹介していきます。

  • フリーターと正社員の将来性で大きく異なること
  • なぜ両者には将来性に違いが生まれるのか?
  • フリーターがたどる可能性の高い末路の事例

 

最初に断っておきますが、僕はフリーターを全面的に否定しているわけではありません。あくまで、フリーターの方が色々な面でリスクが高い、というだけですので、内容を読んでどちらにするかは皆さんの自由です。

では早速、フリーターと正社員で、将来性にどのような違いがあるのかご紹介していきましょう。

 

フリーターと正社員の将来性で大きく違う2つのこと

フリーターと正社員、両者は「働いてお金をいただく」ということだけに絞って考えれば、違いは何もありません。

ですので、フリーターでもちゃんと真面目に働いていればOK!と話す方も大勢いますが、実はそれは大きな間違いです。

 

具体的な細かい違いについては、『フリーターと正社員の違いを徹底比較!何が違うのかポイント総まとめ』に詳しくまとめていますので、そちらを参考にしてください。

今回はその違いの中から、”フリーターと正社員の将来性”という視点で大きく異なる点を2つ、詳しくお話ししていきます。

 

失業リスクの高さ

まず1つ目は、「失業する可能性の高さ」です。

大谷
もちろん、リストラや倒産などで、正社員も仕事がなくなる可能性はゼロではありません。しかし、正社員よりもアルバイトのフリーターの方が、失業する可能性は圧倒的に高いです。

 

少し例をピックアップしましょう。

 

例えば、ある飲食店が、売り上げの低下を理由に閉店することになったとします。

その場合、正社員であればグループが運営する他の店舗に移る、あるいは部署を異動して新しいフィールドで働く、ということが可能です。

 

しかしアルバイトは、閉店を決めた店舗で雇われているだけですので、異動などの対処はなく、契約が終わればそのまま自然解雇になり、また1からアルバイト探しを始めなくてはなりません。

この事例1つだけで考えても、フリーターは正社員よりも失業リスクが高いことが分かりますよね?

 

フリーター経験よりも正社員経験が優遇される

ではこの流れで、皆さんが仮に失業したとして、他の職場探しをスタートしたとしましょう。

良い求人を見つけて応募しましたが、そこで正社員経験のある方と、1つの枠を争うことになったとしたらどうですか?

 

絶対ではないでしょうけど、雇う側にしたら、フリーター経験しかない方よりも、正社員で働いていた方を優先して採用したいと考えちゃいますよね…。

つまり、フリーターは正社員よりも良い条件の職場に就ける可能性も低くなり、その結果、最低時給だったり、離職率の高い場所で働かざるを得ないのです。これが1つ目の将来性の違い、「失業リスクの高さ」です。

 

仕事内容の変化

2つ目の違いは、「年齢・経験を重ねた際の仕事内容の変化」です。

 

アルバイトであるフリーターは、基本的には何年経っても、仕事の内容に大きな変化はありません。

後輩が入って教えることはありますが、求められるものは、経験が長い・短いに関わらずアルバイトは一緒です。本来、アルバイトとはそうゆうものですからね。

 

一方の正社員は、経験が増えると役職も上がっていきます。

大谷
役職とは、言い換えれば「マネジメント業務」です。上がれば上がるほど、束ねる人数も増えるので、責任も大きくなっていきます。

 

そして当然、役職は下の方が多く上に行けば行くほど少ないので、上がればそれだけ貴重な経験ができ、貴重な存在にもなれます。

経営判断にも少しずつ関わることにもなり、影響力も次第に大きくなるのが普通です。そうなれば、平社員よりも給料はグッと増えますし、ましてや時給1,000円弱で働くフリーターとは雲泥の差が生まれます。

正社員とフリーターの給料の差については、『フリーターと正社員の給料の差は?【平均年収や生涯賃金が全然違う】』で詳しく紹介していますのでご覧ください。

 

まとめると、フリーターは今も将来も同じ仕事で、正社員は人をまとめ、経営にも関わる仕事に変化していく、ということ。

これが、2つ目の将来的な違いです。

 

もちろんですが、フリーターと正社員、どっちが正しい・偉いということではありません。

ですが、仕事がなくなるのは誰もが嫌だと思いますし、同じ時間なら高い給料をもらいたい!と思うのはすごく当たり前のことですから、そう考えると正社員の方が明らかに得なんです。

 

でも、どうしてアルバイトと正社員、という雇用の違いだけで、こんなにも将来的に違うんですか?能力が同じなら、将来も一緒じゃないとおかしいですよね?

そんな疑問を感じている方もいると思いますので、次は、なぜ将来的のこのような違いが出るのか、その原因をご紹介していきましょう。

 

なぜフリーターと正社員の将来性に違いが生まれるのか?

ここまでの内容で、フリーターと正社員では、将来性に明らかな違いがあることは十分理解できたと思います。

とはいえ、何でそうなっていくのか、その理由がわからないために、最終的に「やっぱりフリーターの方が良いよね!」という謎の結論に達する方も大勢います(そう発信しているYouTuberも多いです‥)。

 

ということで、しっかりと納得してもらえるようにその原因をご紹介していきますが、その前に、皆さんはアルバイトと正社員、この2つの決定的な違いは何か分かりますか?

何でしょう…。時給で働いているか、月給で働いているかってことですか?

 

確かに、それも違いの1つではありますが、もっと重要なポイントがあります。

答えは、「雇用期間の有無」アルバイトには雇用期間があり、正社員にはない、というのが決定的な違いです。

 

アルバイトは会社存続の調整役

では、なぜアルバイトには、雇用期間というタイムリミットがあると思いますか?

それは、会社にとってアルバイトは、労働力と資本のバランスを取るために雇っている、都合の良い調整役だからです。

 

  • 経営がうまくいっている→労働力が必要→アルバイトを雇う
  • 経営がうまくいかない→労働力は必要ない→アルバイトを解雇する

 

もし、労働力をすべて正社員でまかなっていると、ビジネスが思うようにいかない場合に、人件費が工面できずに会社が傾いてしまう恐れがあります。

というのも、正社員は一度雇うと、その簡単に解雇することができません。経営陣の給料や色々な経費を削り、最終的な手段としてリストラはありますが、なかなかそこまでいくのは大変なのです。

 

大谷
しかし、半分を正社員、もう半分をアルバイトで雇用していればどうでしょう。人件費をまかなうことが難しい場合に、アルバイトの契約を更新しなければ良いわけです。

この方法に気づいた各企業は、平成の初めから少しずつアルバイトやパートの比率を増やし始め、今やアルバイトを含む非正規社員の割合は40%に迫るまでになっています。

引用:総務省統計局「労働力調査 長期時系列データ

 

事実、あるテレビ番組で、派遣会社の会長は「クビを切れない正社員なんて雇えない」と、はっきり言っています。

つまりフリーターは、企業にとって都合の良い人材なのです。

アルバイトのシフトを急に削ったり、時間を短くするのも、その一環ということですね。

 

長期的に雇う人材を優遇するのは当然

ここまでの話が理解できれば、なぜアルバイトの仕事内容がずっと変わらないのかも分かりますよね?

ようするに、すぐに契約を終了するかもしれないフリーターに、貴重な経験や能力をさせても、長期的にみて会社には何の得もないわけですから、正社員を優遇するのは当たり前のことです。

 

そもそも、アルバイトは臨時で労働力が欲しい場合に短期間だけ雇い入れる、というのが前提の雇用モデル。

ですので、経験・技術がなくても、すぐにできるような仕事をアルバイトにお願いしています。つまり、給料が安く、長く雇ってもらえないのがアルバイトなのです。

 

大谷
アルバイトに雇用期間がある以上、この仕組みは今後も変わることはありません。

「正社員も不安定な時代だ!」とか、「フリーターの方が色々できる能力が備わるから勝ち組!」と言う方も世の中にはいますが、それはただの幻想です。

 

では、もし皆さんが、将来性のないフリーターで過ごした場合、どんな未来が待っているのか。

その事例を10個、これからご紹介していきます。

 

フリーターがたどる可能性が高い10の末路とは?

ここまで、フリーターと正社員の将来性の違いについて詳しくご紹介してきました。

ただ、この2つの違いが、皆さんの未来にどう関わってくるのかイメージができない、という方もたくさんいるかもしれません。

 

そこでここからは、フリーターがたどる可能性の高い末路を、今回は10個にわけてお話ししていきます。

必ずではありませんが、しかしほぼ間違いなくそうなりますので、皆さんもしっかりとイメージしながら読み進めてくださいね。

 

年下の上司にこき使われる

今はまだ皆さんも若いので、年下の正社員がいることも少ないと思いますが、年齢が増すにつれて、いわゆる年下上司がどんどん増えていくのは当然です。

皆さんが30代後半、40代になった頃には、一回り以上年下の正社員から指示・命令をされることになります。職場の中では、アルバイトを管理するのが正社員ですから、例え年齢が上でも、皆さんは常に正社員の下なのです。

 

学生アルバイトから不思議な目で見られる

高校生や大学生には、学校を卒業すればそのまま就職、というのがかなり定着しています。

もちろん、すべての方がそう考えているわけではありませんが、とはいえ、30代・40代でもフリーターをしていると聞くと、学生は「なぜ就職しないのか?」と不思議に思うものです。

 

大谷
ただ、皆さんは学生よりも年齢は上であることが多いので、そのことを聞いてくる方はまずいません。

ですが、何となく「そう思われているんじゃないか?」という気持ちになったり、まわりのアルバイトが学生ばかりになるケースもありますので、かなり肩身の狭い思いをする可能性は高いです。

 

生活レベルが今と変わらない

すでにお話したととおり、アルバイトは単純・簡単な仕事が多いので、時給がそこまでアップすることはありません。

その証拠として、高卒・大卒の、年齢ごとのアルバイト時給の平均をグラフでご紹介しましょう。

 

引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現場③

 

アップしても、せいぜい時給が200円上がる程度なんですね…。

 

仮に、フルタイムで毎月20日出勤したとして、時給1,000円と1,200円でどう変わるのか比べてみましょう。

  • 時給1,000円:月給17万6,000円
  • 時給1,200円:月給19万2,000円

 

何十年とアルバイトをしても、たったこれだけしか変わらないのがフリーターです。

つまり、生活レベルはほとんど一緒なので、食事も住処も衣服も遊ぶことも、今もこの先もずっと同じままだと考えるべきです。

 

結婚する相手が見つからない

特に男性は、フリーターだと結婚は難しいです。

今は、女性が働いて男性は主夫をする、という形も増えつつあります。ですが、それでも男性が稼ぎの主軸ということが一般的ですので、給料も上がらない、ましてや仕事がなくなる可能性の高いフリーターを結婚相手にする女性はかなりレアです。

参考記事

男性フリーターは結婚できないのか?【結婚率はめちゃめちゃ低い】

 

一方で、女性はフリーターでも、結婚できる可能性はめちゃくちゃ低いわけではありません。

ですが、自立した女性に惹かれる男性は多く、また、正社員男性との出会いの場面も多くなるので、女性でもフリーターよりは正社員になった方が結婚できる可能性は高まります。

参考記事

フリーター女性は一生独身?【結婚に関わらず就職はするべきです】

 

友人から距離を置かれる

中学や高校、大学でできた友人とは、これからも同窓会などでも会う機会もあるはずです。

ですが、フリーターと正社員・自営業では、年齢が増すごとに話の内容にズレが出てきますし、相手も皆さんがフリーターでいることに疑問を感じるようになります。

 

会社員として働いている同級生であれば、以下のようなことを話題に話をするはずです。

  • 結婚相手や家族のこと
  • 仕事内容やキャリアについて
  • 上司や部下の話題
  • 株や投資などの財テク
  • 今後の夢や目標について

 

若いうちは、そう違和感を感じることはありません。しかし、30代や40代にもなれば、話題のズレが明確になってくるので、皆さんも同級生もお互いを敬遠することが多くなっていきます。

詳しくは、『フリーターが同窓会に行くとどうなる?【友達との格差が恥ずかしい】』をご覧ください。

 

兄弟姉妹・親戚といると肩身の狭い思いをする

皆さんにも、兄や弟、姉や妹、おじさんやおばさんなど親戚はたくさんいるはずです。

大谷
盆や正月には親戚が集まる、という方もいると思いますが、もちろん、その親戚のほどんどは、皆さんがまだアルバイトをしていることを知っています。

 

「そろそろ定職に就いたらどうだ?」と言われたり、あるいは、同年代の親戚と比べられたりと、皆さんを小さい頃から知っている分、辛辣なことをどんどん言われるものです。

場合によっては、親戚全員がいるところで説教をされる可能性もありますし、年明けだと、いとこの子供にはお年玉も渡さなくてはいけないので、年齢が上がれば上がるほど、親戚一同の集まりには行きたくなくなります。

 

両親に死ぬまで心配をかけさせる

両親が健在なら、正社員にならない皆さんをいつまでも心配し続けるはずです。

普通に考えれば、親は先に亡くなります。「自分たちがいなくなったあと、生活していけるんだろうか…」と考えるのは、ごくごく当たり前のことだと思います。

 

その一方で、両親の介護が必要となり、介護費を十分に賄えないので自分で親の世話をしている、というフリーターも多いです。

そうなると、貯金もない上に十分に働くこともできないので、生活はどんどん苦しくなります。最悪の場合、嘱託殺人におよぶというケースもよくある話なのです。

参考記事

介護疲れと生活苦で母を殺害。温情判決が下され、再起誓うも8年後に自殺

 

老後の年金だけでは生活ができない

現在、多くの企業で定年は60歳となっています。

しかし、日本人の平均寿命は年々長くなっていて、厚生労働省の発表では、2019年時点で男性が約81歳、女性だと約87歳。つまり、定年後でも20年以上は寿命があるわけですが、その間の生活費として重要になるのが年金です。

 

ですが、フリーターの場合、基本的には国民年金しか加入していませんので、最高でも6万5,000円ほどしか毎月の支給はありません。

仮に、フルタイムで厚生年金に加入できたとしても、元々の収入が少ないので、毎月の年金支給が10万円を超えることはないはずです。その金額で、皆さんは死ぬまで生活をしなくてはいけないのです。

参考記事

フリーターの老後の貯金はいくら必要?【どんな暮らしになるのか?】

 

長期の治療・入院を受ける余裕がない

若いうちは、自分が怪我をしたり、あるいは病気になるなんて想像もしませんが、年齢が上がればそれだけ病気・怪我のリスクも上がっていきます。

もし仮に入院ともなれば、フリーターは時間給で働いているので、その間は無給。その上、入院などの医療費も払わなくてはいけませんので、なかなか病気にもなれないのがフリーターなのです。

 

大谷

ただ、日本には「高額療養費制度」という、医療費が高くなった場合に、後から医療費の払い戻されるシステムがあるので、ある程度は大丈夫です。

とはいえ、この制度が使えずに、高額な医療費を払わなくてはいけないケースもありますので、貯金ができる収入があり、かつ傷病手当なども受けられる正社員になる方が比較的安心です。

 

生活保護で生き続けることになる

もし皆さんが、怪我や病気で、あるいは老後で働けなくなって生活費が工面できなくなった場合、生活保護を受けながら暮らす可能性もあります。

生活保護制度とは?

  • 生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とする

 

でも、生活保護はいわば税金だから、まわりからどう思われるかが心配で「受けたくない!」と考えてる人も多いですよね?

また、申請して生活保護を受けることができれば良いですが、条件がかなり厳しい上、役所もできるだけ申請しないように対策しているケースも多いので、もらえない可能性だってあるのです。

詳しくは、『フリーターは将来、生活保護で暮らせる?【頼るのはリスクしかない】』にまとめましたので、そちらをお読みください。

 

いかがでしたか?

「そんなわけない!」と思う方もいるかもしれませんが、こうなるのは当たり前の話です。

 

では、こうならないためにはどうするべきか、皆さんならもうお分かりですよね?

ということで、最後に、フリーターの皆さんが短期間で、かつ高い成功率で正社員になれる方法を1つご紹介しておきます。

UZUZ(ウズウズ)
20代の就職を徹底サポート!

正社員未経験から内定率86%、入社後の定着率96.8%。

他社エージェントよりも10倍の時間をかける充実したサポート。

厳しい基準を設けてブラック企業を徹底排除、大手企業からベンチャーまで優良企業を多数保有。

 

ウズウズは、まだ正社員になったことがないフリーターを対象に、就職活動のサポートをしています。

利用者の内定率はなんと86%もあり、その上、入社後の定着率も96%と、ほぼすべての方が辞めずに働き続けているので、利用者の満足度の高いエージェントでもあります。

 

登録されている企業は、福利厚生や労働内容などを全てチェック済みですので、ブラック企業の可能性がかなり低く、また、上場企業や大手企業など、色々なニーズに答えられるほど、豊富に求人をそろえています。

詳細は、Webサイトでチェックできますので、以下のリンクからご覧ください。

Webサイトはこちらをクリック

 

以上です。

最初にも言いましたが、この末路を聞いてどうするかは皆さんの自由です。フリーターでいいのか、あるいは正社員にするのか、皆さん自身で決めてください。

 

おわり