「フリーターになってもうずいぶん経つけど、就活して正社員になれるのかな。」
結論から先に言うと、フリーターはその期間が長ければ長いほど、就職できる確率は低くなっていきます。
この記事では、フリーター歴と就職率の関係と、なぜ期間が長いと就職が難しくなるのか、その理由を明らかにしていきます。
もし今あなたがフリーターなら、この記事を読んで「ヤバイ!急がないと!」と感じてください。
フリーター期間の長さと就職率の関係
フリーター歴と就職率について、データを見てみましょう。正社員になろうとした方の中で、実際に正社員になれた割合を示したグラフを紹介します。
フリーター歴7ヶ月〜1年は男女70%弱と高いですが、1〜2年では約50%、2年以降は50%を下回っています(5年以上は約20%って…)
フリーターの期間が長ければ長いほど、就職できる割合が低くなっていくのは明らかです。
その上、このデータは、20代を対象にしたものでしたので、30代のフリーターは入っていません。
もし仮にあなたが30歳以上だったら、まだまだ低い就職率になるのでめちゃくちゃ大変です。
なので、なるべく早く(できれば1年以内)に就活するのが、フリーター脱出の最初の一歩ということが言えますね。
フリーター歴が長いとなぜ就職できなくなるのか
その理由は2つあります。
- 期間が長いと年齢も高くなるから
- フリーターとしての働き方が染み込んでいるから
期間が長いと年齢も高くなるから
基本的に、企業は若い人材が欲しいものです。仮に同じ能力の22歳と27歳が応募してきたら、間違いなく22歳を採用します。
フリーターの期間が長ければその分年齢も高くなるので、就職活動はどうしても不利なのです。
フリーターとしての働き方が染み込んでいるから
正社員とフリーターでは、明らかに責任の大きさがが違います。
アルバイトやパートなら、「いざとなれば責任者(正社員)に頼ればいいや」という軽い気持ちで仕事ができますが、正社員はそうゆうわけにはいきません。
そしてその仕事への気持ちややり方は、年数を重ねればその分だけその人に定着します。
もしあなたがそんな仕事はしない人だとしても、フリーターの期間が長いと採用担当者は「どうせ軽い感覚で仕事するんだろうな」と考えてしまうのです。
以上が、フリーター歴が長いと就活が難しくなる理由です。
フリーター歴が長い場合、どうやったら就職できるのか?
もうフリーター 歴が10年で年齢は30歳…
もしそんな状況だったら、今までの話を聞けば「就職は諦めるしかない…」。そう考えてしまいますよね?
- アルバイト先で正社員雇用を目指す
- フリーター専用の就職支援サービスを使う
今働いているバイト先で、そのまま正社員として雇ってもらえる登用制度があるか調べてみてください。
もしあれば、まずはそこを目指しましょう。普段からしっかりと働いていれば、その能力や人柄で就職できる可能性がかなり高いです。
もし登用制度がない、もしくはそこでは雇ってもらえそうもないなら、フリーターを対象にした就職エージェントを使ってください。
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